北品川の大正14年の橋 そして会社をサボる

 

目次

 

  1. 北品川橋場所
  2. リベットが美しい北品川橋
  3. 静かな旧東海道

 

どうもNSZ山本です。

東京の日常に溶け込んでいる大正時代の鉄骨橋です。個人的に気に入っているので紹介します。

 

 

 

北品川橋場所

 

 

北品川橋は、京急の北品川駅から歩いて10分程、品川駅から歩いて15分ほどの所にあります。

八ツ山通りの信号のすぐ横です。

 

良く見ると鉄骨が美しい橋

 

渡るだけではパッと見普通の橋です。

欄干は付け替えられたのでしょうか。古くありません。

 

大正14年9月竣工。都会にも案外こんな古い橋が残っているのですね。

1925年製ですのでもう94年もここにあるんですね。空爆はされなかったのでしょうか。

 

ご近所の植木と一緒に。

 

下を見てみると鉄骨の曲線と規則正しく並んだリベットが、陰の下に見えます。

 

この辺りは”品川屋台船”とのことで、船がたくさん並んでいます。一部は釣り船です。

 

後ろに見える近代的な高層ビル群、手前には下町らしさがある屋台船。不思議な景色です。

奥の高層ビル群はかつては品川の操車場があった場所とのことで、廃止後に街を作りました。そこを境に街の成り立ちが違います。

 

川に落ちないようにするためか、フェンスが多いです。そこは都会ですからね。フェンスのせいで結構撮りづらく、鉄骨は見づらいです。

奥に4本ほど重なっていることがわかります。

 

 

 

なんでこんなどうでも良さそうな所を紹介するのか、不思議かもしれませんね。

それは僕がこの近くによく職務で来ていたとき、ダルい時にはここに寄り道してきていたんですよね。いやむしろ散歩コースにすらなっていました。

わけのわからない魔境や秘境もいいけれど、こういう日常に溶け込んでる古いものを見つけると嬉しいですよね。

 

 

 

この北品川橋の近くに旧東海道があります。今の国道1号の車が通りまくる忙しそうな雰囲気とは違い、穏やかな感じです。

 

 

旧東海道の静かさ

 

北品川のまさに商店街らしい風景です。

旧東海道は、東京とは思えないほど車の通行が少なく、人の気配は絶えませんが、ごった返すほどではなく、とても良い雰囲気です。

 

北品川は結構気に入っている街です。

 

そんな一角にあるせんべい屋「あきおか」

贈答品用の煎餅が主です。さらにバラ売りのも売っています。

 

 

なんでいきなり煎餅屋の話なぞするかとお思いかもしれません。

僕は某社員へのバレンタインのお返しに、ここで煎餅を買ってホワイトデー(リバース サン バレンチン デイ)しました。

チョコだと被るし、お返しで某社員はチョコレートに飽きてうんざりしてるんじゃないかとの僕の絶大な配慮の表れです。

 

いずれにしても社交辞令なので感謝はされました。

ホワイトデーに妙なものを渡すのを私はいいアイデアだと思います。いずれにしても社交辞令なので感謝はされますからね。

 

 

 

他に印象的なのは、商店街内で通りかかると必ず客の多い八百屋さん「八百半商店」。

その写真は無いけれど。

だってわざわざ会社の散歩中に写真バチバチ撮らないし。

 

 

なんとなく、

勤務の合間の暇つぶしだからこそ回った、何てことない町だと思います。僕はわざわざここを目指すことは今後も無いような気がします。それでも好きです。

 

 

北品川にある小さな橋。

静かな旧東海道。

通った時は、又はさぼりたくなったら、立ち止まって見てみてください。

 

 

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