ロシアでは新年とクリスマスにイルミネーショントラムを走らせる都市がある。首都モスクワはもちろん走る。
ロシアのクリスマスは1/7なので、年末~正月~クリスマスを含めて眺めの休暇でプラ~ズニクなかんじらしい。プラ~ズニク。
今回の旅行でたまたま1月4日に入国なので、丁度ロシアのクリスマス(+新年)シーズンだった。
撮るしかないぜ。
カザンスキー駅の前
非正規(非ドア)側の方が完全に照明に覆われているためギンギラに見える。
車両は71-931 (Витязь)という新型車両。完全低床車で大荷物の場合やはり助かる。暖房が効くのもよい。
この青い車両は2017年から存在した。31040は2017年5月製造
モスクワのタトラは完全に消滅した。
以前、噂によると北にある孤立した路線(6,15,23,27,28,29などがあるところ)には最後までタトラが残っていたらしいが、筆者が念のため1月5日に確認しにいったところ完全にタトラは居なくなっていた。
Бакунинская ул.電停付近
ここの前にペヴェルツキーバグザールで待ったが、イルミネーションが全然来ない。ペヴェルツキーは新年トラム撮影にはいかない方が良い。
というわけでБакунинская ул. へ
Бакунинская ул.電停にて。ここは45,50,37系統と系統数が多い事もあってイルミネーションに遭遇する確率が高かった。
この白いやつが2021年に大量投入されたものだ。
ほぼ同地点。朝のわずかな青空と
Авиамоторная
Авиамоторная 電停
イルミネーショントラムは後ろのインパクトが凄い。
確認はしていないが天井も輝いていたのか?
ロシア 新年・クリスマストラム – モスクワ
新型の71-931(Витязь)、完全低床、暖房はよく効き便利な市民の足。タトラは完全引退しています。
イルミネーションが凄まじい。 pic.twitter.com/JsOBiErnzc— 石器時代 (@NsaYamamoto) January 10, 2022
以上イルミネーショントラムでした。
懐古
モスクワタトラ最終日まじですか…
僕の人生の初タトラなので悲しすぎる。
曇天の下で元気に走る姿はこれがモスクワって感じだった。
さようなら pic.twitter.com/Xwz0sqQtlU— 石器時代 (@NsaYamamoto) August 7, 2021
今は亡きタトラ。タトラでクリスマストラムも見てみたかったが…
「新車も良い」とかいうけど、写真を見れば見るほどエモさは青タトラの方が良かったよね(かなし)。
タトラならサマラや他都市でも見れるが、青はここだけだったからなぁ
ササラ ГС-4
入国日1月5日(本当は4日のはずだったが入国時もめたので零時を回った)
疲れていたが入国直後でやる気満々だったので乗りトラムをしにいった。
北の孤立した区間のProspelt Marshala Zhukova停留所 (28,31系統の終点)に行った結果、棚からモスクワささら。
なんかすげぇの居たわ。
なんかすげぇの走ってきたわ。
運転している人の隣の作業員は(たぶん)優しく、あいつにかかるぞ!みたいな凄いびっくりした顔をしていた。(こっちからわざわざ近づいて撮っている迷惑海外鉄)
モスクワササラことГС-4 316
小さな車体だが豪快に雪を吹き飛ばす。
見た目が渋すぎる pic.twitter.com/TpA54mZCgM— 石器時代 (@NsaYamamoto) January 10, 2022
ГС-4 316 という除雪車。1971年製。
Москва, ГС-4 (ГВРЗ) № 00316 — Фото — Городской электротранспорт
以上2022年1月のモスクワでした