スタールイ・オスコル高速トラム Старый Оскол 2023 KTM5

 

2023年に、電子ビザの16日間を利用して、ロシアのトラム6都市を訪問した。

ロシア 陸路入国 トビリシ→ヴラジカフカス 2023 電子ビザ

 

トラム訪問概略図

 

ヴラジカフカス→モスクワの陸路移動で行ける範囲でトラムが集中している場所と言うと、何故か必然的にウクライナに接している気がする地域となる。

当時は「効率よくトラムを撮影できる。このプランを考えた俺は天才」と思ってたが、普通にアホである。

 

特にスタオルとクルスクはどうなんだよ

 

当時、この地域ではトラムの置き換えが進んでいたり、既にモスクワの中古車で置き換えられている場所が多かった。

②リペツクと③オリョールでは大半線路のリコンストラクツィヤが行われており、一部の区間のみに運行していた。

  1. スタルィオスコル 旧車多い!たまに71-619
  2. リペツク 1路線のみ運行。訪問後の2024年現在全て新車化
  3. オリョール 1系統のみ運行、全てタトラ
  4. クルスク モスクワ落ちのMTTChが、T6B5を駆逐した。一部の再建路線は訪問後に工事完了し車両新型化
  5. トゥーラ 元々旧車は少ない。わずかなT6B5、モスクワ落ちの71-619、名鉄みたいな変な奴

 

なにはともあれソ連トラムの最後の輝きを目にするべく、まずはスタルィオスコルに向かった!(やめとけ)

 

スタルィオスコル

 

スタルィオスコルは、「世界で最も鉄鉱石の埋蔵量が多い場所の一つとされるクルスク磁気異常(Kursk Magnetic Anomaly)の境界に位置する重要な鉱業都市とされ、一年間に800万トン以上の鉄鉱石が採掘されている。」-wiki

その工場へと至る高速トラムがある。

 

Старооскольский скоростной трамвай

 

スタロオスコルスキー スコーラストノイ  トランヴァーイ

1981年1月5日に開業した高速トラム。自治体が49%、ОЭМК が51%の出資だそうだ。

市街地を抜けてから、ОЭМК (オスコルエレクトロ鉄コンビナート)まで至る長い区間はほぼ平原なのが特徴的だ。

 

ここは2連のKTM5が走っている!特に朝夕は2連が多く走る。

開業が新しく線路は強固なもので、同じ高速トラムであるウスチイリムスクと似ている思っていただければ分かりやすい。

 

路線図: UrbanRailNet

1,2系統と3系統は別々の運行であり、「ゴーリキ周回所」で南北に別れている。3系統は両運転台の珍しいKTM5だ。

1,2系統は南のOEMK方面だ。

 

1系統

 

KTM5 44 1982年製

朝光線を浴びて完璧なKTM5を撮影できた!!! 今回のロシア入国初めてのトラム都市で、2連のKTMでテンション爆上がりだ。

 

KTM5 85 1983年製

単行もある。

 

 

KTM5 43 1977年製

塗装が綺麗な43

 

 

鉄コンビナート近くの撮影地

 

朝の素晴らしいトラムのイポンスキーカットを撮り終え、南の工場OMK方面へ向かう。

人工物が少ない平原のほうが撮影しやすく筆者の好みだ。

 

KTM5 68 1983年製

収穫が終わったトウモロコシの畑と、OEMK。

 

 

KTM5 65 1983年製

このトラムか、次のトラムか忘れたが、突然わざわざ何もない場所で停車し、運転士のババアが窓をあけてピーチクパーチク言ってきた!

セイチャスヴァイナイジョートとか言ってるが、あーはいはいそうですねー お前らが始めたんだろボケ。

 

プーチン親衛隊とは!?

 

先述の通り、スタルィオスコルは鉱山の街である。

トラムババアは「鉄鉱石の重要工場がある我が都市が外敵に攻撃される!」という被害妄想に取り憑かれたプーチン親衛隊のトラムババアなのだ! 当時僕はОтリяды プтина の存在すら知らなかった。

 

プーチン親衛隊についてざっくりまとめると、年金生活者の女性を中心とした団体で、反政府分子の密告が使命である。実績はナヴァリヌイの本部を破壊するなどをしたらしい。高齢の太ったババアがパイプ椅子などを振り回して事務所を破壊している様子を想像するとあまりの面白さにキーボードを叩く手が震えるほどだ。(パイプ椅子はワイの想像)

 

つまり暇でテレビしか見ることがなく洗脳されやすい層である、低知性の高齢女性というわけだ。これはロシアでも日本でも同様なことだろう。

日本でも戦争が始まったらまず気をつけるべきなのは高齢のババアだ。当ブログはポリコレとか男女平等には興味ないので断言する。

 

KTM5 70 1983年製

写真を見れば分かるが、終点のOEMK、鉄コンビナート近くのため、ワイがシュピオンだと言いたくなる気も分かるが、俺からしたらどうでもいい。そもそも訪問時点ではあの施設が何かすら知らんし余計調べたくなって逆効果だと思う。

元々脳味噌がスポンジ並にスカスカなのに、汚物を吸い込みきってビチャビチャのスポンジみたいなもので哀れだ。

 

終点まで乗車するつもりだったが、あまりにヒリついたため、全線乗車は断念した。乗りたくもねーよゴミが。

ボツ写真を撮ったときも何かギャーギャー言ってるババアが居たが、結構怖いし洒落になってない。

 

こちらも、実は走行写真ではなく、停車している。

このあと窓を開けてスマホで俺の写真を撮っていた。カザフスタン人みたいにマッチョのポーズをしておいた。

全体で6回くらいは写真を撮られたと思う。

 

トラムに乗るのは危険すぎるため、並行幹線道路のバスを利用し移動。撮影に専念することにした。

ワイはロシア人の中高年に罵倒されて喜ぶマゾではない。

 

 

ロシア正教会だが、大して歴史もないし、信者が実際に信じているのはぷたそ♡なので、あんまり意味ないと思う。

ロシアには戦争と戦争くらいしか文化がない。

 

しつこいことにこの撮影地でも、工事車両1回と美人が運転する1台以外は停車して僕を撮ってた。カメラを腹の位置においてポーズをきめといた。

ブスには自我がなく他人に逆らえないので、中心となる親衛隊にゴマをすりがちと思われる。

 

CB 5 (エスベーご)

なんか工事用車両

 

KTM5 32 1977年製

一応あとでイチョウの木とトラムのエモカットを撮った気がする。その後も当然バスで移動。

 

両運転台のKTM5

 

KTM5 66 1983年製

ゴーリキ回転所からは系統が別れ、独立して運行している。

このKTM5は両運転台である! 魔改造側はドアが前方1箇所のみで奇妙だ。逆側はドアが2箇所ある。

 

3系統のウテシ?とその仲間のどっちかに話しかけられた。僕の存在は最早知れ渡ってるにもかかわらず、そこまで敵対的ではなかった。「なんでとってんねん。まぁいいか」くらい。

 

先述もしたが体感として、なぜか美人なほどナ千親衛隊仕草はしない傾向にあるようだ。顔面と性格は比例するのだろうか。

 

2日目(11/2)

 

バザール(リノック)とトラムを撮ってみたが、あの中で物売ってる連中も全員親衛隊だと思うと気味が悪い。

 

警察プロブレムは無し

 

気味の悪い街だった。

 

ロシア人のジジイババアは外国人を通報するのが普通に大好きなので、通報したことは間違いないはずだ。

だがトラムババア共は俺の写真を6回か8回位撮っておいてテレグラムで共有しておきながら、警察は1度も来なかった!

 

移動中に逃げ切った可能性もあるが、筆者の予想ではプーチン親衛隊は警察に相手にされてないんじゃないだろうか?ロスグヴァルディアみたいに実権があるわけではない。

何の得もしないのに外人を犯罪者扱いするとか、日本人の貧困層と似ているね(やべっダブルで喧嘩売っちゃった)

 

Transphoto のリンクの通り、筆者訪問後も現地トラム鉄は普通に撮影している。

出だしでトラムの印象が最悪になったが、今後行く4箇所では(ごく一部ヒリついたものの)こんなことにはならなかった。

 

 

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