2023年ロシアトラム5都市訪問の第2回です。
前回: スタルィ オスコル
リペツクのトラム
リペツクに行き、トラムを撮影した。
当時、リペツクではトラムの更新が始まるとの情報があり、赴いた。
1年経って調べてみると、旧型車は、除雪・保守車両を除き、全てOut of Orderになった。
https://t.co/nCuV4cbNUS
リペツクのトラムも死亡秒読み
新型71 628がローリングストックに入ってる。(導入はまだしてない?)
現在はT6B5SUと KTM5で渋い
線路工事運休があり、現在は2系統のみ運転— 石器時代 (@NsaYamamoto) November 2, 2023
路線図
https://t.co/hlBtPZJRn7
リペツクでデポ→21 микро район までの再建が完了した。
2025年までに46両の新型が導入される— 石器時代 (@NsaYamamoto) June 22, 2024
Transphotoによると、「5月25日から6月6日まで路面電車は一時運休」
VK、およびTransphoto によると、6月21日デポ – 21Mikro Rayon (上記地図の青区間)の運行再開。
С 1 Июля 2024г.закрывается на реконструкцию отрезок пути от трамвайного депо до Центрального рынка.Таким образом на данный момент остается рабочее движение по новым путям от остановки “Полиграфический комплекс” до 21 микрорайона с новыми вагонами КТМ 71-628-02 выпуском 6 вагонов. -TP
7/1日から赤路線の部分閉鎖、6/30を最後にリペツクの旧型車は姿を消した。
新しくなったリペツクは Transphoto でご覧ください。
現在の最新時刻
旧車について
T6B5 と KTM5 は最初からリペツクに所属。
71-619はモスクワからの転属だ。
Lipetsk T6B5 140 1989年製
すごい日の丸写真のT6B5。140号機は既にOut of Orderである。
Transphoto ではJune 11, 2024 の撮影が最後となっている。
Lipetsk T6B5 108 1988年製
2023年11月5日が最後の目撃だ。
天気が絶望的に悪いが、今回は16日の電子ビザで来たため、晴れるまで待てない。
そもそも季節的にあまり晴れないし。
1991年製 Out of Order
2024年6月30日が最後の目撃証言
折返し。
橋の上は直線で、道路とかぶらないのでそこそこ撮りやすい。しかしあからさまに監視カメラがついており、あまり雰囲気は良くないので移動した。
中央市場(起点駅)
ツェントラルヌィ ルィノック
地域の人々、ソ連トラム、フルシチョフカ(共産団地)、加えて「リペツクは私達の空軍兵を誇りにしています」というプロパガンダがいかにもロシアらしい。
美しいということもないが、これらが「ソ連の香りが残るロシア」そのものなのは間違いない。
旧型トラムという重要なものが消えるのは嘆かわしい。
お婆ちゃんに話しかけられた記憶があるが、嫌な思い出はないので、ヒリついては居なかったと思う。
9-i マイクロライオン(終点駅)
9 マイクロライオン 回転所へ行き、イチョウとトラムのエモカットもどきを作った。
私はエモい系写真は下手なので普段作らないが、曇天でもRAWで撮ったのが幸いした。
1年立ってみると現像でゴリ押しVである(無論B5は廃車なこともある)
この間リペツクで14歳のショタがスマホでトラムのビデオ撮ってたので一応話しかけたら'ドキュメンタリービデオを作る'と言っていた
でも多分大義名分なんじゃねぇか..?
キチガイなババアが自国民のショタにさえ嫌がらせしてんじゃねえの
そんな大学で交付金貰うためにシコシコ書くみたいな、、酷い国だ— 石器時代 (@NsaYamamoto) November 7, 2023
9-i mikroryon でスマホで動画を作っている少年トラム鉄がいた。
話しかけたところ、「ドキュメンタルヌィフィルム」を作っているとのこと。
たとえスマホ動画でも、貴重なものとなっただろう。
ロシア人なのでシュピオン扱いされることはないだろうけど、トラム撮るだけに大義名分が必要なんじゃないかと思ってしまった。(これは僕の考えすぎの可能性あり)
T6B5の車内
9 Mikrorayon 停車中のトラム。
家族連れがトラム体験乗車をしにきていてちょっと話した。
前回のスタオルでかなりヒリついたが、リペツクでは全て安全に済んだ。
マルコフ公園付近
並木の紅葉。
計画都市はこういうところが綺麗。ヤポニイのガラダフには土地の余裕はないだろう。
2004年製
2019年3月までモスクワに所属後、4月からリペツク。Out of Order
KTM5 252 1991年製
Out of order
最後の目撃は2024年6月10日
おわりに
リペツクの旧型トラムは全て廃車になってしまった。
まるで、街路の電灯が夜があければ全て消えてしまうみたいに。(村上春樹風)
2024年11月現在、撮影した全個体がTransphotoにてout of order というのは悲しくなった。
リペツクトラムの夜明け(線路改良)の後には、素晴らしくどうでもいい新型車がここを走ることだろう。
曇天だったが結果的に大満足。
リペツクのトラム pic.twitter.com/1DKWGd0kba
— 石器時代 (@NsaYamamoto) November 4, 2023
おまけ
https://t.co/kg4foecslx
口の部屋貸しを探すサイト Циан ру(上記はリペツク)
:イミグレの紙をなぜか貰えなかった
:7日以内にレギしなかった人
は、このサイトで探し、電話をかけまくろう。今回は5件電話してようやく行けた。心折れるので上級者向け— 石器時代 (@NsaYamamoto) November 2, 2023
これは思い出。察してくださいw ロシアでいつか3ヶ月位クヴァって暮らしたいなぁ。
あとロシアの性格最悪な移民局の役人もここリペツクです()