ショベルノーズのアメロコ
チリのEFEは、まずはじめに言うと一般鉄道は殆どデジロで撮影価値は無い。
しかし臨時列車の保存機は気合が入っており、渋いクリーム塗装のエレクトリーチカ、かっこいいディーゼル機関車、ボンネット電気機関車がある。
それらは短い観光路線ではない。
堂々と本線を走り、電機はなぜか夜行列車の牽引機になることもある。
今回は昼行観光列車のショベルノーズのアメロコを撮影した。
撮影日: 2025年6月7日
Tren Del Recuerdo
この観光列車は上のトレインツーリズム会社(?)が主催している。
出発時刻はサイトで公開しているが、当日出発した後は見れなくなる。撮り鉄する場合はスクショするとよい。
Tren del Recuerdo Santiago – Limache
- Salón $29.900 (約31USD)
- Primera $33.900
- Super Salon $46.900
- Mesa Comedor $115.000
乗り鉄の場合は、上のような料金だ。
リマチエ行き撮影
ルートと通過時刻は、ツアー列車のため途中駅が書かれておらずOpenrailwaymapをみて推量。(路線網が少ない国なので間違えるわけないが)
思ってたより40分以上遅れてやってきた。
1ヶ所目の編成写真。
早朝は霧が出る予報で中々晴れなかったが、ギリギリ晴れと言えるレベルまで消えてくれた。
奥のサンチアゴ方面は雲が残っている。
見た目は、タイを走っているUM12Cと同じように見える。しかしチリなら2両1ユニット、かつ1600mmの超広軌の迫力ある姿で撮影できる。
筆者は保存機は否定派であったがこの編成を撮ったら気が変わった。

峠越え区間でいい写真を撮るつもりが、並行道路が狭く路駐しづらかったのと1箇所目から距離が短く、追い越しが足りずパニクって失敗。
事前にロケハンしないと駄目ですね。
3枚目は大満足。
この撮影地ではドローンの音がしたので、他にもう一人撮り鉄が居たようだ。
この列車は割と撮影対象なんだろう
4箇所目はLlay-Llayから7kmほど西の地点。高速道路のオーバークロスにて。
左にプランテーションみたいなのが見えて異国感はある。
ALCo 112T, GE 1500 車両について
まず、ALCo というのは American locomotive company の略らしい。(大知識不足)
上のwikiによると
En 1940, Alco y General Electric firmaron una alianza para construir motores diésel bajo el nombre Alco-GE, un acuerdo que duró hasta 1953.
→1940年(なのか1953なのかどっちだよ) Alco社とGE社は Alco-GE という社名でディーゼル機関車の建設の締結を結んだ。
とのこと。しかしタイのUM12C が 1964年,1966年製なので、そんなもんじゃないでしょうか。
「Series 1500 GE / ALCo . 112 T」の1500は1500馬力という意味かもしれない?
調べた結果分かりませんでした !!!(本来の使い道)
ウルグアイにある同形式の解説は以下(読んだけどよくわからなかった)
Historias Eruditas Locomotoras Serie 1500 GE / ALCo – 112 Ton ( Resumen ) Introducción:
おわりに
チリの保存機は塗装はVで撮り甲斐があった。
編成は曇ってしまったのと山岳区間で大ヘマをしたので、数年後機会があればまた追っかけしたい。
他の行き先: サンアントニオ
今回は撮らなかったがサンアントニオ行きもある → 公式
出発ごとに更新されてしまうので適宜見てください。
これは平原を走る。撮影してVなのはリマチェ行きだと思う。
参考サイト