トルコ アダナ メトロ 解説 2023 Adana Metro

 

アダナの都市鉄道

 

トルコの南部にあるアダナには、メトロが走っているので紹介する。

訪問 3 Feb, 2023 – 7 Feb, 2023

 

公式ページ

 

ADANA BÜYÜKŞEHİR BELEDİYESİ

上サイトにはアダナ市のメトロと同時に、市バス(adana belediye otobüsü)も書かれている。

 

路線

 

地下区間と地上区間が入り混じっている。地上区間の方が長い。

地下区間はHASTANE – ANADOLU LISESI 間、FATIH – KOCAVEZIR 間はトンネルがある。詳しくはURBAN RAIL ET にて。

UrbanRail.Net > Asia > Turkey > Adana Metro

 

Google mapだと全く路線網が出ない。Yandex mapでは路線が出るものの、ヤンデックスは情報漏洩しまくってると沿ドニエステル人が警告してくれたので、気になる人は使わないほうが良い。

 

運賃

7.17リラ=51円

駅数

13駅

距離

13.5km

 

車両

LRV 34 という形式。-Trainspo

 

Despite being named a metro, the fleet consists of 36 Hyundai Rotem light rail-style cars – wiki

「メトロという名前だが、ヒュンダイ製のライトレール車両が使われている」とのこと。

LRV 34は、フィリピン マニラメトロLRTA_1100系とほぼ同じらしい。

 

アダナでは、6両編成となっている。

2023年現在は6両であるが、Wikipeda の写真では4両であり、中間車を足したようだ。

ぱっと見2両1ユニット×3に見えるが、中間車には運転台が付いていないので、分割して運転することは不可能である。

 

車内はなぜかジャパニーズ吊り革がついていた。

ただニューカイロシティ鉄道のように、中国製の車両でも三角つり革がある場合があるので日本車とは一概に言えない。(これはヒュンダイロテム)

 

利用者の量について

 

アダナメトロは、日中15分おき、ピーク時でも10分おき(時刻表の項で後述)程度で、正直しょっちゅう来るとは言えない。

また、アダナではバスやマルシュがかなり発達している。

そのためか利用者は少ない言うほどでもないが、多いとも言えない。筆者が行ったときは確実に全員座れた。

 

メトロで15分おきは少ないと思う。越生線かよ…

 

みためが五日市線

 

アダナメトロ、ふと通りから見上げると五日市線に見える。

トルコの五日市線ということに決定。

 

 

時刻表

 

公式ページ

大まかには、日中は15分おき、ラッシュは10分おき、深夜帯30分おき

 HAFTA ICI (MID WEEK)

  • 6:00 – 7:00 15分おき
  • 7:00 – 9:00 10分おき
  • 9:00 – 17:00 15分おき
  • 17:00 – 19:00 10分おき
  • 19:00 – 21:00 15分おき
  • 21:00 – 23:00 30分おき

HAFTA SONU (WEEKEND)

  • 6:00 – 21:00 15分おき
  • 21:00 – 23:00 30分おき

 

 

撮影地

 

アダナメトロの地上区間は全線にわたって高い柵が設けられており、沿線撮りは難しい。

見た目的に、メタリックな車体とヨーロピアンでありそうな顔、短い車両長。なんとなく僕の中で考える「ザ 海外都市鉄道」の雰囲気。

 

HASTANE駅の東にアップダウンがある場所があり、そこを利用して撮影。

 

ギャザンテップ地震

 

2023年2月6日 AM4:17、トルコの東部で大地震が発生した。丁度筆者がアダナに訪問時だった。ガザンデップでは見た事もないくらい建物が潰れたらしい。

アダナも被害があったというが、筆者が見た限り倒壊した建物はほぼ見かけなかった。体感震度5強程度だった。

 

しかし、さっきの望遠撮影地で、

マジ、、

 

左が2月3日で右が2月7日

ええ…

しかもこの建物、3日前動画で偶然スマホ鉄(スマホで動画鉄)したとき映っており、生前の姿が映っていた…

スマホなのはアダナメトロは柵があり、1眼で動画を撮るのは厳しいためだ。

 

 

アダナメトロ 地震時の対応

 

アダナメトロは、地震発生当日朝8時ごろに乗ったところ、Trafic is illegular (ダイヤ乱れ) になっていたものの、普段と変わらない程度の間隔で運転はしていた。(それほど待たず乗れた)

筆者は地震発生当日から3日に乗ったが、常に無料だった。(改札開放)

 

無料になって得したようでもあるが、実際はTCDDの1枚を捨て券、高額なバスで移動したので、やはり損した。家が吹っ飛んだ人と比べたらなんてことないのだが。

撮影する予定だった東芝がパァなので悲しいね。

 

 

Adana Metro 駅巡り

 

多少駅を巡ってみた。全部で7駅ほど降りたが、全て紹介しても仕方ないので4駅ピックアップする。

北側から紹介する。

 

HASTANE 始発駅

 

 

VILAYET

 

国鉄駅との接続駅だが、国鉄駅までは歩いて8分ほどかかり直結はしない。

地下区間の駅はだいたいこんな感じでメトロらしい出入口。東京のメトロ階段と比べると広い。

 

HURRIYET

 

特に何があるわけではないが筆者が泊まった宿の最寄り駅のうちのひとつで、よく使った。

 

AKINCILAR 終点駅

 

終点アキンシラー駅。徒歩8分ほどの所にDECATHLON (デカトロン)というスポーツ用品チェーン店がある。フランスが発祥のこのメーカーはデザインはかっこいいしクオリティが高く、日本のスポーツ用品チェーンより安い。

トルコやルーマニアやロシアなど、デカトロンが出店している国に行く時は、爆買いがお勧めだ。

 

 

おわりに

 

アダナメトロはそれほど有名なわけでもないし車両が特段渋い訳でもないが、アダナに来た時はぜひ利用してほしい。

 

 

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