行った日: 2023年6月8日~
モンゴルの鉄道路線
モンゴルの旅客鉄道は単純である。
- キタイ~ロシア本線
- 枝線3本
- 北東部の孤立した路線(ロシアに接続)
の3つである。
貨物線は更にたくさんの枝線があるだろうが、筆者はモンゴル”でんぐるまひろし”ではないので省略する。
OpenRailwyMapによると、南西部に中国のみに接続する貨物船もあるらしい。-ORM
枝線
3つある枝線は、
- エルデネット 毎日旅客運行
- シャルイン ゴル 週3本
- ボル ウンドル (Bor-Undur) 週2本
である。
今回は(3)のボルウンドルに行ってみた。
機関車について
本線では殆どTE25K かTE116Uの牽引だ。つまり有名なホンホルのカーブを2023の今撮りに行ってもめったに良い機関車が来ないのだ!一応ザミィンウッド行はZAGALなので良いのだが…
希望を捨ててはいけない!枝線にはまだM62が走っている!
もっぱらM62に興味があるあなたやワイにもってこいだ!
夜行列車 UB-> Bor Undur
286/610, UB 20:58 -> Bor-Undur 7:50, Thursday Saturday (木土)
609/285, Bor-Undur 20:15 -> UB 7:05, Friday Sunday (金日)
週2本の列車で日程が良いウランバートル木曜日発に乗車。
出発時地元の青年に絡まれて最近はやっているモンゴルのpopを聞かされた。
https://www.youtube.com/watch?v=0cQDizYOGeA
ぜひとも聞くがよい(鉄道関係ねぇ)
ザミーン=ウッド行 286列車とAirag駅で分割するのだが、爆睡して分割駅でも気づかずボル=ウンドル駅に到着。
ボル=ウンドル駅
筆者は行くまで牽引機がM62という確証は無かったのだが、Airag – Bor Undur はめでたくM62!
枝線乗り鉄の醍醐味だ。コングラチュレーション。コングラチュレーション。(スーツ姿)
列車は客車2+荷物1+無蓋貨物20両以上という混成編成だった。
運転手は撮るなというポーズをしてきたが、僕はエリックカートマンのような情けない声で Please~~ といって撮影。
駅撮り鉄には恥も外聞も無い。プライドを捨てた惨めな人間である。
撮影 1日目
ホテルチェックイン後、撮影地に向かう。
単機が来たので、高確率で来るだろうと期待(Kitai)
太陽が側面光になってしまった頃、やってきた!
完璧なカットではないが、荒涼としたゴビ砂漠と2M62でモンゴル1枚目にしてはかなり良いぞ。
M62を2個合体させたこの2M62の009号機は両サイドとも丸目だ。たまに片方四角、片方丸ライトというのもある。
2日目
この日は旅客が来ない日なのだが、午前中に1本くらいこないか期待して撮影地に向かう。
この撮影地は
- 午前(東):電柱無し
- 午後(西):電柱有り
であり、ぜひとも午前に撮りたいのだ。
撮影地に着くころ、逆向きの Service Train が走っていった。
砂漠の中で待つこと2時間。
完璧に都合がいい光線の時間にやってきた。
M62とたった2両の車両は、これは趣がある。ほぼバリ晴れなのも良い。
午後はどうせ昨日と同じカットだし、6月上旬の晴れのモンゴルは結構暑いのでホテルに帰宅。
3日目
この日は旅客が走る日だ。つまり1日目に乗ってきたのと同じ列車を、撮影できるのだ。
5km程度ホテルから歩いて撮影地に到着。
朝7:40頃ダイヤ通りきた。
モンゴルの混成列車!
1日目に来た時は20両の無蓋車を連れていたのだが、今日は少な目のコンテナだ。
しかし、客車+荷物車+コンテナという混成列車は、世界的にも珍しいのではないか。
僕は50か国以上行ったが他でこんなのは見たことない!モンゴルは素晴らしい!
まだ間に合うモンゴル。
モンゴルM62は、、、あります! (スタップ細胞風)
ホテル
僕が乗ってきた列車内で友好的な青年が(僕より12際も若い!)ホテルが2か所あると教えてくれた。
2か所共行って、片方は2人分の値段で8000テンゲで、一方は悲しいほどpoor facilityで7000テンゲだった。明らかに1人7000はボッタクリなので無論8000へ、
2名分の金を払っているため、撮影が終わって帰ると500ml x2 の水が補充されシャンプー、石鹸も補充され、余りの好待遇に貧困層辞めたくなった。
ボル=ウンドルでは是非ここに泊って欲しい。
謎
そういえばM62UM と M62UMM の違いって何なんだろう。