ブエノスアイレスにはA、B、C、D、E、H線のメトロがある。
それに加え、トラムのような形状のP線がある。
ところでF、G線が存在しないのは、ファックや自慰を連想するだろうか?(雑すぎ)
P線 Premetro 概要
- 全長: 7.4 km
- 開業: 28 April 1987
- 軌道: 1435mm
- 形態: ライトレール
Buenos aires underground – wiki
地図
起点の Int Saguier Balbastroは E線の終点とくっついている。
Large metro map of Buenos aires

撮影
前回のブログのレトロトラムの撮影後バスでプレメトロへと向かった。
始発の Int Saguier Balbastro 駅から歩いていける場所で撮影した。
当駅はE線との接続駅である。

到着後すぐやってきた。
このトラムは海外では珍しく両運転台である。そのため左右ともドアがついている。

次は塗装が若干ヘボい個体(11)
撮影場所は人通りが少なく、民家の窓には鉄格子が目立つ。ただちに殺される事はないだろうが、危険な雰囲気だった。

左にあるオレンジの公団住宅みたいなのは、廃墟なんだか住んでるんだかわからない。明らかに危険だ。
右の青い家を見てほしい。2階にも鉄格子があるということは、脚立を持ってくる強盗がいるのだろうか。
脚立は撮り鉄だけで十分だ。
墓地(Balbastro駅)

懲りずに、その廃墟か現役かわからないビルの前の草地で撮影。
すぐ奥の左は墓地がある。

近くには墓地があり、たくさんの花屋があった。
店員の目があるのでここでは強盗は起きなそうだ。
しかしこいつらはカトリック。懺悔すればOKなので先祖の霊の眼の前でも強盗殺人レイプ何でもやりかねない!気をぬてはいけない。
間違えてもこんなライトレール撮影のために墓に入りたくない。どうせ入るならド○ツクで8を撮るときにしたいものだ。
乗り鉄
墓地前の停留所から、終点まで乗ってみた。
車窓には終始、荒廃した都市景観が広がり、いつ銃声が聞こえてもおかしくないような、まさにラテンアメリカといった風景だ。
日中でも活気がなかった。こういう街は危険だ。
武装警官便乗
最も異常なことはこの路線のトラムには1名武装警官が乗っている。
俺がさっきまで撮り鉄して死去しなかったのは幸運だったんだ!
General Savio (終点1)

乗り鉄中、車内でマトモな客に話しかけられた。俺は「トラムが好きで来た」とか言っておいた気がする(忘れた)
とにかく終点まで到着した。
地図の項目の通り、終点付近は2方向に線路が別れている。
運賃節約のために、俺はもう一つの終点へ歩いて向かった。危険なので辞めたほうが良い。
Centro Cívico (終点2)

徒歩で到着してそれほどしないうちに、ちょうど入線してきた。
写真に写っている男性が1名居るだろう。彼は若干シンナーとかマリファナやってそうで、そのジジイとオッサンの2名に絡まれた!
敵対的ではないが、俺が対応を1つ誤れば絶対良くない。
殺人とまでは言わないが、間違いなくこのオッサンはケンカで敵の腕を折ったことがあるだろうという見た目だ。
俺がオッサンに絡まれてる横を、するりとプレメトロが到着。
車内から武装警官がこちらを見ている。
助かったぜ。ありがとう武装警官。
俺はそのまま始発駅へと向かった。
繰り返すが、
当路線を走る1両の路面電車には全て武装警官が添乗している。
これだけでどれだけこの路線がヤバいかわかるだろう。
参考
色が古かったときの訪問記