【日本版より安い】EuropeanTimeTableイギリス公式版を買ったら上位互換だった

どうもNSZ山本です。

 

毎度、ヨーロッパへ行くことに備えて、ヨーロピアンタイムテーブルを購入します。

今回英国公式版を買い、配送日数を除き日本版を全ての点において超越することが分かりました。

 

 

 

アマゾンでの発見

 

これまで私はお馴染みの地球の歩き方社が出している、日本語版を買っていました。

この赤いやつにお世話になった人は多いのではないでしょうか。

私は過去3回買っています。

 

渡航を重ねる毎に限界度が増している。つまり表紙がボロくなる。

 

 

しかし今回、ある衝撃的な事に気づいてしまった。

2019の夏旅行のためにamazonで検索していた時の事です。

 

amazonでEuropean timetable 2019 summer と検索してみます

 

2つ並べると奇妙な事実に気づきます。

 

①値段がイギリス公式版の方が安い。

送料込みにしても値段はイギリス公式版の方が安いです。

 

なんでや。おかしいやろ。ロンドンって東京から6000マイル、9500kmあるんですが。

夢でも見ているのか。

 

②イギリス本家公式版、表紙かっこよくね?

こうして2つを比べて見てみると、そもそも日本版がダサすぎるという悲しい現実を理解できるでしょう。

時刻表なので、中身がきちんと掲載していれば表紙は何でも良いという意見には一理あります。

ですが、これまで毎年毎年出版してるのに、全部同じ表紙というのも、ちょっと雑すぎではないかね!?

 

 

amazonで商品概要を比較するだけで2つの違いが浮き上がりました。

①に関しては理由があります。

 

Amazonで最安で英国版European timetableを出しているのは、イギリスの本ネット通販会社

Book repository という会社です。

 

私達は空前絶後の世界的ロジスティクスに支えられている。

 

謳い文句は、

「20万の本、全世界無料( Free delivery worldwide on over 20 million books)」

ちょっと意味不明で頭のおかしいサービスを提供しています。どんなビジネスモデルになっているんでしょうか。

 

ブックリポジトリーでEuropean Timetableを15%オフセールをしています。

15%offかつ送料無料のコンボで、結果的に日本版より安いわけです。

ブックルリジトリーの収益構造や国際的なロジスティクスの意味不明さはともかくとして、

 

表紙がきれいで、値段が安い。

どう考えても日本版を買うことのメリットを上回っています。

 

 

買いましょう。

 

 

 

実際に買ってみた

 

 

とりあえずポチっとな。

 

 

届いた

 

届いたので早速開けてみます。

 

 

かーわーいーいー(JK風)

2019夏はトレニタリアとthelloの写真です。

 

表紙の紙質は、

地球の歩き方社が出しているものはJTB時刻表と同格のペラペラです。

UK公式版の表紙の紙は分厚いです。

 

値段は安く、装丁は格上。なんなんだこの状況。

ま、いくら綺麗な表紙でも長い旅行したらボロボロになってしまうんですがね…

 

 

内容

 

地球の歩き方社(日本版)と英国公式版を比較すると、違いがあることがわかりました。

どれを取っても英国公式版が格上と示しています。

 

 

1.ページ数が多い

 

日本版2019夏ヨーロピアンのページ数は592頁

一方

英国版2019 summer european timetable は674頁

674-592 = 82頁の差分。

 

なぜこんなことが起きているのでしょうか?

 

2.世界中全部ある

 

ページ数が多い理由はこれです。

Beyond Europe ってのがあるぞ。

 

 

日本版は意図的にBeyond Europのページを削除しているようです。

Beyond Europのページには

  • アフリカ
  • 中東
  • インド
  • 東南アジア
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • 中国
  • 日本
  • 北アメリカ(US,カナダ)
  • 南米
  • 韓国

 

が掲載しています。ただしこれらをたった104頁にまとめているため、粒度は荒いです。

 

日本のページを見てみます。

和倉温泉や、予土線のようにいつ潰れてもおかしくないような末端路線が掲載されている一方で、

城崎温泉から鳥取の鉄路が消滅、内房線は無い。札幌-長万部の山線は無い等。

日本人としては、中々ツッコミ要素満載です。

 

和倉は観光地で特急があるのでまだ理解できますが、予土線はマジで謎です。四国1周できるアピールしたかったのかな。

 

同様の事は全ての掲載国で起きているでしょう。

網羅はできていないということです。

しかし

粒度は粗くても、これを手掛かりググることは出来ます。

一切路線図の情報が無いよりも、紙面でまとめられているのはアドバンテージでかいです。

 

 

こんな便利なページを削除してしまうなんて日本版は狂ってます。

 

 

国ごとの紹介に写真が載っている

 

国ごとの鉄道事情のを解説するページがあります。日本版は文字だけです。

 

 

一方英国版は写真が載っています。

リトアニアにはRVRのソ連カーが載ってるぜ。うへへ

 

こんな写真は有っても無くても用は足りると言えます。でも有った方が嬉しいですね。

 

 

英国版日本版の比較

 

分かった差異を表にしました。

 

 

利点

 

日本版:値段が高い

英国版:安い

 

日本版:頁数少ない

英国版:頁数多い

 

日本版:ヨーロッパ以外書いてない

英国版:ビヨンドユーロップで地球上全記載

 

日本版:表紙の紙が薄い

英国版:表紙の紙が厚い

 

日本版:表紙が毎回同じで3色刷り

英国版:フルカラーで素晴らしい写真

 

日本版:国ごとの紹介ページは文字だけ

英国版:国ごとの紹介ページに写真がある

 

欠点

 

日本版:2日以内に手に入る

英国版:10日~14日かかる。

 

欠点の配送日数は後述します。

 

配送にかかる日数

 

ブックリポジトリーの場合。

私は10日で来ました。

 

 

7/1に注文し、7/10に到着しました。

ヨーロッパに行く出国日まで10日、せめてマージンを取って14日あるならば、日本版ではなくイギリス版を買えます。それ以下だと届くのが間に合わないかもしれません。

 

ブックリポジトリーで買った場合、送料がイギリスから日本まで送料無料ということもあり、

追跡番号はありませんでした。

ROYAL MAILとJPを信じるしかありません。私は普通に来ました。

 

 

終わりに

 

インドやオーストラリアや中国や日本もかなり雑だけど載ってるし、

何より表紙がかわいいので、日本版を買うくらいならイギリス版をお勧めしたいと思いました。

 

いや、もっと強く言います。

 

日本版を買う合理的な理由がない。

英国版しかありえねえ。

 

今回は日本版より安いということで、当然でポチりましたが、

僕だったら送料込みで3000円くらいまでなら出せるな。

 

 

 

 

それでは

良いヨーロッパ旅行を。

 

 

これも読んでみませんか