秋川街道の旧道小峰峠・なぜか電灯が灯っている小峰隧道

訪問:2020.8.11 (Aug.11)

 

旧小峰トンネル

 

たまたま通る機会があったので秋川街道にある旧小峰トンネルに行ってきた。以前から曲がりくねる旧道が地図上で見えて、google mapで行きたい場所にプロットしてあった。

小峰トンネル – Wikipedia

 

 

 

南側、八王子側から北へ向かってアプローチする。左手にまっすぐ伸びるのが今メインルートの都道32号。右に分岐するのが旧道

峠を抜けると五日市(あきる野市)に入る。

 

 

 

ついに念願かなって通過。

車では通過できなかった。1つ前の写真にも「五日市方面車両通行止め」の文字がある。

徒歩での通過は可能。1.5kmくらいなので歩くことにする。

 

 

歩いて250mほどで迎えてくれるのはこの看板。ドリフト・ローリング走行禁止。看板は思ったより劣化していない。

 

 

道の入ってきた方向へ振り返ると急カーブが見える。これではイニシャルDしたくなっても仕方がない。

夏の訪問で山の斜面からかなり雑草が侵食している。

 

 

さらに登っていくと途中に業者の敷地らしき壁がある。この裏に何があるかは分からないが物音がして不気味だった。ホームレスが住んでいるとは思わないが日暮れ時で薄暗くなっていたので不気味だ。

 

 

 

ぴよちゃんが滅多に人が通らない峠を見つめている。いくら徒歩専用道で自動車の騒音から離れているといえども、これまでの写真の通り不気味なので近所の主婦の散歩コースとしては適していない。雑草が侵食し放題だし。全然誰も通らないからZen Raで逆立ちしても問題なさそうだ(嘘です)。

 

 

トンネルに到達。何故か八王子側には電灯がともっている。奥の五日市寄りは真っ暗だ。2002年に主役を譲ってから18年経過して電気が灯っているのはかえってWiredである。

 

 

道中も不気味だったがトンネルも同様に不気味なことは確かだ。トンネル内は継当てて補修した白いコンクリートみたいなのがある。落書きを消したのだろうか。路面は湿り気を帯びて薄く泥が広がっている。

 

そんなわけでトンネルには心霊スポットの噂があるそう(後で知った)。以下のリンクの通り完全にガセらしいですが、心霊スポットが好きな人はガセかどうかなんて気にしないと思うのでガセでもエンジョイできる人はぜひ心霊目的で行ってください。。

【心霊スポット?】旧秋川街道の : マッキータウンぶろぐ ~東京近郊自転車コースガイド~

 

上のサイトにもある通り、”2002年に新小峰トンネルが開通するまではこの道が交通の要所である秋川街道(都道32号線)だった”。wiki によると2002年2月11日に開通。

 

 

 

五日市寄りのトンネル出口。レンガづくりで見た目は良い。自動車は交互に走るしかないだろう。

バスのルートでもあったがこの峠をバスで通過はかなりきつそうだ。

 

ケースが棄てられていた。道中には「不法投棄 監視カメラ作動中」という看板もあったので多発していた時期もあったのかもしれない。僕が行った2020年8月にはゴミはこの箱ひとつ程度だった。

 

 

五日市に向かって高度が下がっていく。八王子よりは道が狭く中央線が無かったが五日市側は広めの道路だ。ただし山寄りは自然に帰っている。

 

都道32号秋川街道旧道 小峰隧道第一話

いつ行ったか分からん人のホームページだと道路上の雑草が少ない。それと比べると雑草は増えている。

 

 

 

と、八王子方面へ下って歩いていると背後からおじさんがランニングで走ってきた。探索中に唯一見た人間だ。こんな不気味な峠を運動ルートにしている人がいるとは驚いたが一応トンネルの電灯は意味があるという事か。

 

 

五日市側の入り口。クリーム色の建物は変電所。こちら側からも自動車での侵入は不可能。

写真右手に新小峰トンネルがある。

 

 

 

 

 

新小峰トンネル

 

1999年2月竣工 東京都

延長 656M 巾 10.25M

高 470M

施工 大林・清水組建設協同企業体

と書いてあった。wikiには2002年運用開始とあるが、竣工から運用まで3年たったのか。

 

 

 

 

 

旧道は1.5km程度で探索できる簡単な旧道で散歩感覚で楽しめた。

旧小峰隧道は車が1台しか通れない幅だったがそこをバスが通っていたのはすごいね。

おわり!

 

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