ブルガリア南部、Petrich線には凸型電気機関車が走っている。
入国2日目に乗り鉄した時見つけたこの機関車。あまりにも撮りたすぎた…
やべえよやべえよ
凸型こんなとこいるんか。末端区間来たかいあるんだよなあ pic.twitter.com/elTlTJP4XQ— 石器時代 (@NsaYamamoto) November 23, 2021
撮影
2.12.2021に車で現地に赴いた。
現地となるトドロフ-ペトリチはBlagoevgrad州内でも南部。ソフィアから200km。ソフィアよりもテッサロニキの方が近い。
南部なだけありソフィアより3~5度暖かかった。(とはいえ朝はまぁまぁ寒い。)
Petrich線
朝1本目。Rupite駅から1km程度南の空き地にて。
わずかに雪をかぶった山はRadomir山といい、ギリシア-ブルガリア国境に位置する標高2031mの山だ。
BDZ Class 61.000(フォロワーさんに教えてもらった。)
この凸型機関車はShkoda製。1994年製と意外と新しい。
場所: Todorov駅から400m程度西の空き地にて。
都合よく廃橋脚みたいなものがあるのでよじ登り撮影。
ギリシアに近い事もあり、背後に映っている岩山の周囲に遺跡があるので、観光にはそちらがお勧め。(そっちのけで電車だけ撮っていた。)
ここは本線とPetrich線が分岐した直後の場所。写真を撮る数分前、藪ごしに本線貨物を見る鉄していたのだが、それが伏線になる。
本線
昼頃はPetrich線に列車が来ないため、本線のとある河原に移動した。
テッサロニキ方面国際コンテナ。
場所: Marikostino駅のすぐ北西。melnshka river。
先程見る鉄したのは赤色のClass44で十分それも渋いんだが、Todorov駅で機関車交代したらしくなんと凸型がコンテナを引っ張ってきた。
何たる僥倖。頭が沸騰しそうだぜェ
このmelnshka川のコンクリート橋梁は新しく北に旧線があり、そこは石アーチ橋なので廃線鉄の人はぜひ行ってください。
その回送。
このテッサロニキ線は複線化するための準備がされている。右側は複線用地になっていて1枚前の橋梁も橋脚だけは2セットある。実現するかはともかく。
撮影記は以上。
時刻表
Petrich線は1日6往復ある。ソフィア直通のものもある。なおソフィア直通は3両繋いでくるが、夜明け前と夕方のため、冬の日照時間で撮れず。
細かい事は公式サイトで出るので参考にしてください!
サンダンスキ・ペトリチ 観光地やホテル
こんな電車ばっか撮影していないでちゃんと観光もすべきだ。
今回撮影したBlagoevgrad Provinceには Sandanskiという世界的有名観光地がある。また、Petrichも静かな町で良い。
Sandanski
サンダンスキは撮影時の宿泊用に立ち寄った。
宿泊施設が多くあり、今回はブッコムで一番安いところに宿泊した。
個室で25Lev(本来は30Levだがブッコム割引き価格適用)
おばちゃんはブルガリア語しかしゃべらないのが最高だった。(英語が通じない方がお勧め度があがる変態)
このホテルの良い所は安い値段だけではない。遺跡: Episcopal Basilicaの真横にあるため、実際に入ることなくホテルのバルコニーから初期キリスト教のConplexを見ることが出来る。 これで観光したということで。(ならんわ)
サンダンスキには古い街並みや、博物館などもある。行ってないけど。
Petrich
ペトリチは乗り鉄したときに観光した。(23.11.2021)
ヴァンガ(1911-1996)は神秘家・預言者で子供の時に失明した後、なんか色々予言したらしい。僕からするとなんだその婆ちゃん?という感じだが、欧州では相当有名らしい。実際、google mapの評価は1000件以上で4.8。
ヴァンガの自宅はここPetrichにあり、そこが今は博物館になっているもの。
入場料 2Lev
こちらはオーソドックスな自治体の博物館。展示物はそう多くないのですぐ見終わる。古代の出土品、民族衣装などが展示してある。
入場料 2Lev
タダで飲める水
Petrichの街にはバルカン半島の天然水がタダで飲める場所がある。駅前の公園、中心部のラウンドアバウトの脇とかにあるので、飲んでみてね。
おわり!
Локомотиви БДЖ серия 61.000 – Уикипедия
おそらくこのCSD(チェコ)と同じか似た形式?(不確定)↓