カザフスタン南部で、歴史あるモスクで有名なトルキスタンという街がある。
列車撮影をしたので、紹介する。
国際列車
サマラ発 タシケント直通
TE33しか来ないので、そこまで重要度が高い撮影地とは言えないが、面白い点がある。
サマラ発ビシュケク行、タシケント行の国際列車を、カザフ国鉄のTE33が引いて走ってくるのだ。なおビシュケク行、タシケント行は両方とも同じダイヤを共有して走っており、
- タシケント行 週1本
- ビシュケク行 週2本
で別の日に同じ時間に行けば撮れる!
タシケント行は堂々の14連!
2011年製
ビシュケク行き (2日目)
8両編成と、タシケント行よりしょぼい。
筆者はビシュケク-カザンの国際列車に乗車したが、食堂車が無かったので、基本的にキルギス国鉄はしょぼい仕様となっている。
国際列車ならレストランは欲しい所だ。
2013年製
1日目その他
国際列車を撮るついでに、貨物や旅客を撮影出来た。
貨物
TE33のおそらくMAXの煙を吐いている。僕はこれ以上濃い煙をTE33で見た事が無く、TE10から如何に進化したか分かる。
2011年製
ところでTE33Aはカザフスタンで自国生産している。АО «Локомотив құрастыру зауыты» というアスタナの工場。
旅客
TEP33A 0005
П(P)なので旅客用。顔が普通のTE33Aとはわずかに違う。塗装は客車と合わせてある。
2017年製
貨物
普通の貨物。
ウテシが凄い手を振っていた。(カザフやタジクでは異様に撮り鉄賛成派の運転士が居て、すごい身を乗り出してきたりする。タジクのピースの例はリンク先2枚目)
2日目工臨
ロンチキ?っぽいやつ。
この後にTEM2と、ゲテモノが連続してやってきたので、輸送用の貨物ではなく、線路工事と思われる。
TE33A 0071は1日目の貨物で撮影した機体と同一。また撮るとはね笑
場所
信号機が目印で、その信号機の所だけ柵が破壊されている。
撮影地行き方
マルシュ9番で終点へ。(なおYandex mapではバスとして書かれているが、実際はマルシュ)
そこから徒歩3km 45分。
なお、この沿線は柵があるが、撮影地の所は運よく誰かが破壊したようで乱入できる。
なお周辺は家屋の建築が大量に行われている。これはトルキスタン駅移設のため、近くに駅ができるから家がどんどん建っているのだと思う。
家が建つと、乱入が目立つので、数年後は余りお勧めできない撮影地になるだろう。
とはいえ、カザフで直線なんていくらでもあるので、もっと南に2kmくらいいけば良いだろう。
カザフスタンで機関車が面白いおすすめの撮影地
面白さで言えば間違いなくこちらの東ドイツ製凸型がおすすめだ。