【ロシア】ウラジオストクはほぼ日本車 究極の和洋折衷

 

 

 

 

 

ウラジオストクってどこ

 

どうもNSZ山本です。

ウラジオストクをご存知ですか。

 

ウラジオストク市は人口約60万人 面積331km^の街です。

相模原市が面積328km^で人口72万人なので、少し人が少ない相模原市だと思ってください(なわけない)

 

Владивосток はвлади(攻める)とвосток(東)から成っていて”東を攻めろという意味”ということで有名です。

 

ウラジオストクはロシアの極東地域にあります。

 

成田空港からエアロフロート、日本航空、S7航空がそれぞれ直行便を出しています。所要時間は2:20程度。

関西空港からはS7航空、日本航空が直行便を出していて、所要時間は2時間10分です。関西空港からは運行日が毎日ではありません。

 

いずれにせよ日本からかなり行きやすい立地と言えます。

出来るだけ安く行きたければ、仁川までLCCで行き、そこからS7航空で行くこともできます。

2017年某日、ともあれウラジオストクに降り立った山本

ウラジオストクにはある意味驚愕すべき光景が広がっていた。

 

和洋折衷

 

ここはウラジオストク中央駅前。

駅舎はソ連感溢れる立派な佇まい。かっこいいですね。

 

だがどう見ても手前の駐車場がおかしいです。

なんじゃこりゃ。

 

ロシアは最も日本から近いヨーロッパとも言われています。

ソ連建築とロシア正教が形づくる街並み。極東とは言え全くアジア圏とは違います。

 

街並みを全く無視しひたすら日本車だけが走りまくり、路駐しています。

日本車だけどもヨーロッパ式で縦列駐車。これは東洋と西洋の文化の融合。フュージョンしてます。

 

ロシアは右側通行です。右ハンドルのまま皆走っています。

慣れなのかもしれない。

 

どのくらいの車が日本車なのでしょうか?

 

極東ロシア連邦区の車の73%、140万台が右ハンドルです。

73% of cars in the Far East – with right-hand drive – EastRussia | Far East

 

 

極東ロシア全体で73%とのこと。ですがことウラジオストクに関していえば、私の見た限り、乗用車はほぼ100%近く日本車です。

 

この写真を見ていただければわかると思います。

以下の写真と見比べてみてください。

看板をマックスバリューにしても露程の違和感さえありません。

友達に「青森に行ってきたよ笑」とコラ画像をラインで送ったら誰もが騙されることでしょう。

 

 

というジョークのために画像編集してたら右端にパルシステムに気付いた。ほんと違和感ないですね。

 

 

車庫証明まんま。

 

道に並んでいる車たち。懐かしい(?)ステッカーを見つけることができます。

秋田県警察署長

 

川西警察

 

大阪府 排ガス規制適合

 

エコですわ。

平成12年 75%達成してますわ。

 

 

 

海外には基本居ないはずの軽自動車もいます。

 

日本の中古車がそのまま流れているため、10年前の自動車のデザインがそのまま再現されています。タイムスリップした感覚にさえなります。

どうやら”日本で中古になった外車”は流れてこないようなので、ベンツとかフォルクスワーゲンは走っていません。

メーカー構成比率は正確に計測したわけではないですが日本とほぼ一致しています。(トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバルくらいの順番です。)

 

 

商用車まんま

 

生活協同組合。

嶺北消防本部

 

カワセインダストリ株式会社

 

 

 

ロシアに適応

 

謎の装飾パーツ

 

 

\SUZUKI/ \WISH/ \PRADO/ \FIT/

20台に1台くらい(正確ではない)の車はボンネットに車種や会社の名前を書いた、何らかの装飾パーツを付けてやたら主張してきます。

 

 

ナンバーを設置するロシア人

 

ナンバーの設置場所が日本サイズにしか対応してない車があります。

一番簡単な方法は無視して下にくっつけちゃうことです。

 

凝ったパーツを使う人も居ます。

このマークiiは…

 

こんな風にくっつけてます。

 

謎トヨタ

 

 

 

痛車

 

KATANA

 

ロシア政府は消したがっている。

 

Russian Far East is still attached to Japanese cars – Russia Beyond

こちらの記事によると、

「ロシアの国内産業を復興するための保護主義的政策にも関わらず、極東では功を奏していません。

右ハンドルだらけなのは未だ変わりません。ハバロフスク、ヤクーツク、マガダン、ウラジオストク、サハリン、カムチャツカ、そしてチュコトカも。外から来た人はびっくりするでしょうが、地元民からしたら右ハンドルは普通です。」

 

2007年には半年で30万台、日本からロシアへの輸入がありましたが、2015年には30000台です。

 

 

ロシア政府は日本車をあまり快く思っていません。それは国内産業に利益をもたらさないからです。

右ハンドル中古車の規制をする法律を制定しようとするなど、明らかに狙い撃ちしています。以下は2018年11月のニュースです。

中古右ハンドル車輸入時の緊急通報機器の搭載義務を1年免除 | ビジネス短信 – ジェトロ

 

 

しかし日本車の人気は全く衰えていないようです。

 

「5年のカローラの中古車は400000ルーブル(約70万円)です。2~3年後、オーナーはカローラをほぼ同額で売却できます。」

 

走行距離が長い車も全然売れるとの事。 輸入規制はかえって受給曲線の均衡点を偏らす結果をもたらし、

政府の思惑とは逆の結果を招いています。

以下はカーディーラーのジョークだそう。

“カローラはワインだ。時間が経つと高くなる”

「カローラはワイン」

「カローラはワイン」

 

旧車クラスの懐かしい車がいるぞ

 

今の日本では逆に見る事が難しい車たちです。ウラジオでも少数派ではありますが、わりとエンカウントできます。

クラウン

90年~くらいの角ばった車はたまりませんね。

 

スプリンター

 

Russian Far East is still attached to Japanese cars – Russia Beyond

ロシアの極東地域の自動車の平均年齢は、20年になりました。これが続けば、ロシアの極東地域はキューバになってしまうでしょう。キューバの平均自動車年齢は40年です。動く博物館展示状態です。

 

キューバは21世紀になっても1950、1960年代のアメ車が走っていることで有名です。

2050年には極東ロシアが、00年代の日本車が見られる「第2のキューバ」状態になる可能性があるということを意味します。楽しみですね。

 

 

 

コロナ GLターボ

 

レオーネ

レオーネなんて生で初めて見たわ。

 

 

ロシアらしい車

 

海を走るロシア人

 

Zaliv Uglovoyという湾です。全面凍結してます。釣りでもしてるんですかね。

湖面に車ごと乗り入れてワカサギ釣りとか僕も一度してみたいものです。(ここはワカサギじゃないと思うけど)

 

ぶっこわれた車

 

不思議な車がたまに走っています。

クラウンロイヤルサルーン。

内装はロイヤルでもエクステリアはロイヤルじゃない。給油のフタもぶっ飛んで消えてます。

細かいことを気にしない姿勢は見習うべき所がありますね。

 

 

 

ハバロフスク

ハバロフスクも同様の状況です。

ハバロフスクではソ連路面電車とのコンボを見る事ができます。

 

ソ連トロリーバスとの共演もあって見ごたえがあります。

 

 

 

西の方は割と普通

 

ロシアでもモスクワ、サンクトペテルブルクといったヨーロッパに寄っている都市では、ルノー、BMW、ミニ、VOLVO、フォード、キアなどで、

日本の中古車なんて走ってません。

 

 

73% of cars in the Far East – with right-hand drive – EastRussia | Far East

↑ロシアの地域ごとの右ハンドル率の地図がわかりやすく掲載しています。

これによると右ハンドルの率は

 

  • 極東ロシア連邦区:72.9%
  • シベリア:28.3%
  • ウラルスキー:5.1%
  • 沿ヴォルガ連邦管区:1.1%
  • 中央連邦区(モスクワ市のところ);1.1%

とのこと。

右ハンドル=日本車と読み替えても誤差は大きくないと推察できるので、日本車率のおおまかな感覚はつかめると思います。

 

  • 東:日本車+たまにLADA
  • 西:欧州車+あんまLADA居ない

 

 

おわりに

 

極東ロシアの日本車いかがでしたか。

今日もガタイの良いロシア人を小さなキャビンに乗せて極東沿海地方を走ってます。

 

 

ウラジオストクは簡単に行くことが出来ます。行こうと思えば成田から2時間です。

私としてはかなり非常に最高にお勧めの旅行先です。

ウラジオストクに行ったら、ぜひこの和洋折衷(和露折衷?)を見てみてください。

 

 

ロシア自体も見どころはいくらでもあります。バカでかいし。

ビザさえ取ればあとは案外自由勝手に動けるので、行ってみてください!

 

 

 

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