【最終回】ソチ乗り潰し Имеретинский Курорт

 

セルゲイソ連スキーです。ソチに行ったので周辺の路線をいくつか乗りつぶしてみました。第一弾ローザフトル、第二弾ソチ空港線に続き、ソチ近郊乗り潰し第三弾これでラストです。

第二弾:

【RZD乗り潰し】ソチ空港線 Аэропорт Сочи

 

地図

 

今回は起点のアドレルから東南東に1駅。Имеретинский Курорт (Олимпийский Парк)まで乗ります。Black sea railwayの本線です。

Имеретинский Курорт (Олимпийский парк ) -イメレティンスキー クロルトと大体発音します。ここはオリンピック開会式があった場所の最寄り駅です。長距離列車を覗き近郊列車に限るとアブハジアに最も近い駅です。国境線まで直線距離でたった4km。地理的にも面白い場所です。ソチオリンピックがアブハジアのすぐ近くで開催していたとは。オリンピック興味ないのでテレビ見てなかったからかもしれないけど(興味ないアピール)。

 

Vesyoloye Весёлое 駅はアブハジアに最も近い駅です。そちらはモスクワ発の長距離列車が停車し、国境審査を行う場所です。実質上下車する駅ではないと思います。

 

ダイヤ

 

1日7往復運転しています。アドレルからИмеретинский Курорт は途中停車駅は無く所要時間は13分です。

  • Туапсе – Имеретинский Курорт : 1日6往復
  • Краснодар – Имеретинский Курорт 1日1往復

 

 

歴史

 

2013年 Олимпийский парк 駅として開業(オリンピスキーパーク)

建築家 Явейн, Никита Игоревич による設計

 

2016年3月25日まで  Олимпийский парк という名前。翌日から現在 Имеретинский Курорт 駅という名前。副駅名として旧駅名 Олимпийский парк が車内放送で並行して使われています。

 

Имеретинский Курорт のКурорт はロシア語でリゾートという意味です。

Олимпийский парк (вокзал) — Википедия

 

行ってみた

 

前回空港線を乗り終わって海辺で静養しました。海が近いってQOL高いですね。埼玉県民からするとなんであんな場所に住んでいたのか疑問が生まれますね。

 

アドレル駅海側出入口。近代的です。

 

ソチ周辺はオリンピックを機会に近代化して旅客はもちろん貨物もソ連らしい機関車はありません。Э5к系の新機関車は見えますが VL80,VL10は一切居なくて面白くはありません。古い車両は入れ替え用のディーゼルЧМЭ3は居ました。

 

Туапсе 駅始発 列車番号6809に乗車します。アドレル16:31発。 ここもラストチカという新鋭電車です。本日3回乗車しましたが3度全部ラストチカで食べ飽きています。東北701よりマシな救いの点は、各乗車時間は40分、9分、13分と短めなことです。よかったよかった。

 

空港線がまず分岐し、次にローザフトラへの線路が分岐していきます。上の写真はローザフトラへの線路が山に向かって伸びていくところです。この時コーカサスの怪しい地域、アブハジアやナヒチェバンやナゴルノカラバフについて延々ググっていたので写真は適当です。

 

途中に Olympic Village (Олимпийская деревня) 駅というのがあります。既に休止駅らしく全列車が通過します。オリンピックビレッジという名前なので開催中は選手の宿泊所はあったんだと思われます。Olympic Village 駅も通過中未承認国家をググっていたので写真はありません。中央に屋根があり端には屋根が無いホーム、それが2面はあったと記憶しています。

 

終点Имеретинский Курорт 

Имеретинский Курорт 16時44分着。13分の所要時間です。

駅名板は2016年までの旧駅名のOlympic Park のまま表示でした。

 

駅は広々としています。短距離列車用のホームは行き止まり式になっています。写真右のプラットホームだけはモスクワ発スフミ行の列車が停車するので行き止まりではありません。右端に見える貨物もスルーできる線路でアブハジア方面へ行けます。

 

駅舎はこんな感じ。

 

オリンピック会場はロシアらしく巨大で歩いても歩いても全然施設に到着しないです。ロシアらしさを実感るには持って来いです。実際の大会開催時は選手は徒歩ではなく車か電動カートで移動していたのでしょう。現在も電動カートが走り回って観光客を乗せています。カートは高いに決まっているので一度も乗りませんでした。電動キックボードのようなものもあります。価格は忘れましたが高かったはず。基本的にソチは様々なものがロシア平均より値段が高い気がします。

 

乗り潰しを上回る感動

ソチ冬のオリンピックのシンボルらしきものがあります。オリンピックは5年前ですが、2019年現在でも夜8時に毎日噴水のショーが行われると同行したロシア人が説明してくれました。

綺麗なことは綺麗ですが個人的にはこの直立した物体がナ二を連想してしまい、一度そう思ってしまうと邪念は払えずさらに奥の競技スタジアムが玉に見えてきました。みなさんどうですか。

 

噴水ショーでは荘厳なクラシックの音楽に合わせて液体が地面から垂直に立ち上ります。これはかなりの高さがあります。また同時に荘厳なクラシックの音楽に合わせ液体を照らす色彩は変化し白以外になります。

 

ちゃーちゃらーちゃちゃーちゃちゃー

 

デーーーーン。

ひときわ大きな音楽と共に最大出力で噴水は沸き上がります。噴水ショーでこれは世界で最も面白いものの一つに数えられると思います。ゲラゲラ笑えるというよりもにやついてしまう地味な面白さです。噴水ショーを見るために同行したベラルーシ人に悟られないよにやつきを堪えました。

泊めてくれたり噴水ショーを教えてくれたベラルーシ人ありがとうございました。

 

バス

 

会場の噴水ショーを見たため折り返しの列車には乗りませんでした。アドレル市内までは55番や60番ほかバスが頻繁に出ています。特にラストチカには用はないのでこの路線バスで帰りました。路線バスは家の近くまで行く上に列車の半額以下たった22ルーブルでした。ただし夕方の大渋滞に巻き込まれ1km進むのに10分かかりました。

ロシアはだだっ広く人口密度が低い筈なのに都市部では渋滞が発生するのに巻き込まれた経験はありませんか。人間は居ない場所には全く居ないけども集住する場所は偏っているのでしょうね。

 

 

所要時間 運賃

 

13分 ここは一瞬です。途中停車駅ゼロ。

運賃 52.4RUR

 

おわりに

ソチ周辺、もといアドレルを起点に近郊列車3方向の乗り潰しは完了しました。

鉄道自体はソ連みがなく感動できるところもなく、しいて言えばローザフトラへの山岳路線は景観は綺麗です。ただ新線で新車両です。ロシアに相応しいクッションゼロの木製の椅子で尻が痛くなる旅情は味わえません。ところでロシアは苦痛を旅情に変えてしまうミラクルがありますよね。

3路線とも本数は多く到達難易度は低いので気軽に行くことはできますね。個人的にはオリンピックパークのショーの光輝いて液体が垂直に立ち上るなにみたいなやつの方が強く脳に刻まれました。

 

 

乗り潰し完了のステータスと尻が居たくなかったという物足りなさ、最後にオリンピックパワー噴水がアカシックレコードに刻まれました。

 

 

Stantsiya Imeretinskiy Kurort Станция Имеретинский Курорт

Sochi Сочи Adler Адлер

Krasnaya Polyana, Krasnodar Krai,

Railway Train RZD RZhD РЖД 

 

ЧМЭ3 — Википедия

ТЭМ3 — Википедия

 

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