撮影日: 25.04.2022
サマルカンド市電 路面電車
現在の新しいトラムの開業は2017年
古いトラムは1973年に廃止されている。
路線図
系統数: 2つ
系統は中央駅から東へ行く2号線、南へ行く1号線だ。
中央駅と接続しており利便性は高い。
しかし、観光地であるレギスタン Registanというモスクみたいなものがある中心部には走っていない。観光客には少々使いづらい。
レギスタンの入場料は550円ほど。トラムは17円ほどで、レギスタンなんて誰でも行ってる観光地と同等の費用でトラムに32回も乗れるコスパの良いアトラクションだ。
各停留所は下記が詳しい。
UrbanRail.Net > Asia > Uzbekistan > Samarkand Tramway
車両
車両は全て元タシケントトラムのものだ。タシケントトラムは2016年に廃止している。その後サマルカンド2017年開業のため移動した。
在ウズベキスタンの邦人の方曰く、タシケントのトラムは邪魔者扱いされており、タシケント市民としては「ゴミを押し付けてやったぜ!」とのこと。(あくまで伝聞です)
タシケントトラムは邪魔電として扱われてたのだろう。
Vario LF という形式名。
プラハの会社PragoimexasというCKD Tatra の後継会社によって製造された。T3を元にしているとのことだが外観は跡形もない。
Vario LFは2004年から製造された。
Pragoimex Vario LF – Wikipedia
Pragoimex Vario LF – Wikipedia
サマルカンド駅前乗り場
駅に接続しているのは便利だ。
ここはタクシーの客引きが多い。人によっては結構しつこい。鋼の心で断って狂ったようにトラムを撮り続けよう。
運賃
1500スム 約17円
2022年4月
運転間隔
1号線は平均10分に1本程度だが、7~15分とバラつきがあった。
2号線は20分に1本でほぼ等間隔で運転。
2号線は僕がサマルカンドに到着した2022年4月24日はレモント(工事)で動かなかった。いきなり工事している事があるのはウズベキスタンではよくある事なので注意。
撮影
サマルカンド市電は1号線の終点付近を除き、道路の真ん中を走る。自動車の交通量が多く被りやすいので撮影は難しいだろう。
ウズベキスタンでは運転が無茶苦茶荒い。
道端に立っていると白タクや合法タクがタクシーを待っている外人と勘違いしてパッシングしてくる。
1号線の終点付近だけ、道路の横になり被らないですむ。
車両が1種類しかなく、路線延長は短いので半日から1日で十分楽しめた。
google Mapについて:
Google map では2022年4月現在トラムの路線は描画していないので、Yandex mapで見るのがお勧めだ。