2022年4月上旬にノボシビルスクに行った。
当時戦争が始まって脱出方法が消えていきどうしたものかと思っていたところ。ノボシビルスク→タシケントの航空券が安くそこからしれっと出国することにした。
ノボシビルスク メトロ
ノボビではトラムとメトロが走っている。
メトロは荷物検査があり基本的には嫌いなのだが、撮らないわけにも行かないので仕方なく撮ったら、結構快適に撮影出来た。
警察プラブレムはなく、2路線とも全車両が1周するまで撮り続けた!
2024年5月現在、ブログのために形式を調べたところ、全車両が現役である。
ソ連顔メトロを取りたいかつ政治的なことは興味ない人は行っていただきたい。
路線図
Новосибирский метрополитен | Схема метрополитена
赤線がザエリツォブスカヤ〜マルクス広場
緑線がガリーナ ミハイロフスコゴ広場 (RZD駅前にある)〜ゾロタヤ ニーヴァ
2路線とも4両編成で、Transphotoを見るとある車両はどちらの路線にも共通で入るらしい。
運賃は35ルーブル(執筆現在、銀行カードと現金同額)
Способы оплаты в метрополитене
緑線
4両で1周する。
Станция “Берёзовая роща”
緑線の東から2駅目が、天井が広く撮りやすかった。
形式: 81-717.5 (LVZ/VM)
1989年
デコについたZマークが素晴らしい(皮肉)。全然シャレになってない。
形式:81-717 (MMZ)
1985年
1985年
81-717.5М (MVM)
2008年
この見た目で2008年製..?
赤線
こちらは7編成で1周する。
レチノィ ヴァグザール (港駅)
当駅は川を越えるために、一時的に地上区間となる。日光が手前側から入る上に、相対式ホームで床下も撮れる完璧な撮影地だ。
橋はシェルターでおおわれているが、白色のシェルターなので光源にはなる。完全な地下駅よりも露出でる。
形式: 81-717 (LVZ)
1987年
形式: 81-717 (MMZ)
1985年
81-717 (LVZ)
1985年
81-717.5M (OEVRZ)
2014年
唯一ダサいメルヘン顔だが、1両だけだったので可愛いもんである。
81-717 (LVZ)
1987年9月
形式: 81-717 (LVZ)
1985年
全く同じ場所、構図でロシア人が2023年11月に撮っているのは流石に笑ってしまった。
だろうか。
81-717.5N
2010年
パジェロみたいに大量のライトがあるのは新しい車らしい。
ザエリツォヴスカヤの駅員
終点到着時、回送される車両の運転士と連絡作業をしていたVがすぎる駅員。
彼女は執拗にデングルマを撮っている異常者を認識したようなので、話しかけたらモデル?になってくれた。
機材がヘボいせいで、目ぱっちりのときピン甘して、うーんみたいな事を言ったら当時の(今もだが)僕の語学力がカス過ぎて伝わらず、自分の表情が悪いと勘違いしたらしく申し訳なかった。多分”トゥイ クラシーバヤ ファタパラート プロハ”とか言えば良かったんじゃないか?
ノボシビルスクのVの大半です(キショイ
製造所のプレート
こんなのがついている
券売機
渋い。ヤポンもこういう券売機にして欲しい。
警察について
ノボシビルスクメトロでは、一切ポリツィアのモシモシが無かった。2駅で、各30~40分ほど撮影し続けた。
レチノイヴァグザール(港駅)では、2人組みの警官は2回ほど巡回に来ていたのだが、僕に話しかけすらしなかった。
近頃西側ですら撮影許可だの(ベリコブリタニア)、ブダペストではホームの放送でなんか言われたことがありめんどくさいが、ノボシビルスクはむしろ先進国。
ドアについて
ソ連メトロはギロチンドアで有名だが、ノボシビルスクはすべて、ふわっとしまる優しいドアだった。
おわりに
ソ連メトロはもうここで履修完了ということで良い気がするほど満足(一応サラトフも撮ったことあるけど)
2路線の、当日運用に入っている全てを撮影できた。モスクワやペテブルと比べると4両編成で短いのは物足りないという考え方もあるが、俺はこれでOK。あとはハリコフのEZh3かな。
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