どうもGeekTravel山本です。ハバロフスクの子供鉄道を紹介します。
ロシア(主にソ連圏や旧共産圏)では子供鉄道が各地にあります。wikiによると17か国はあるようです。子供鉄道が運営されているのは、将来の鉄道員候補を育てるため。
子供鉄道の一覧がこちらにホームページあります。このページの中で廃止されてしまったものがあるかもしれませんが数は多いです。
これまで私はブルガリアとハンガリー、そしてユジノサハリンスクで乗ったことがあります。これが4つ目です。
今回はハバロフスクにある子供鉄道に行ったので、紹介します。
車両
TU10 diesel locomotive – Wikipedia
Ту10はロシアで30両製造されています。2010年から2015年に製造されました。数は案外多いですね。ロシア全土の子供鉄道に配備しています。
ディーゼル機関で、最高速度は50km/h
乗ってみた
ここがハバロフスク子供鉄道の入り口。
Детская железная дорога
始発駅のパイオニア( Pionerskaja, Пионерская)駅です。
発車時間が近づくと、家族連れが集まってきます。
10時40分の列車に乗りました。
車内。ユジノサハリンスクの子供鉄道と同様椅子は小さいです。
なにせ子供用ですからね。
乗車時間は短いのにドリンクホルダーがあるのが面白いですね。
2013年製造の客車
10分で折り返し地点、デポット(Depot ,Депо)駅に到着しました。
ここに車両基地があります。なのでデポット駅なのでしょう。
始発駅はパイオニア駅(さいしょの駅)ですし、名前が単純でいいですね。
機関車の入れ替えをして、到着後10分ほどで発車します。
旧車両
この子供鉄道の敷地内には旧型の車両が置いてあります。ちょっとした博物館みたいです。
ТУ7 2612
ユジノサハリンスクでは現役のТУ7がここではもう役目を終えています。
このTU7という機関車はなんと子供鉄道用ではなく、ロシアの狭軌鉄道用で、3300両以上が製造されたとのこと。
ТУ2 263
もっと古い方。
TU2 diesel locomotive – Wikipedia
1954年から製造された機体で2005年くらいまではロシアの狭軌鉄道で走っていたようです。今は博物館です。唯一リトアニアで使われ続けているらしいですが、実際にまだ動いているか断言できないです。
客車
SL
沿線
ハバロフスク子供鉄道は、普通の住宅街の横や病院の横を走っています。
病院の正門真ん前を通過しているので、まとも踏切があります。
しかもこの鉄道のために踏切番が居るというのが凄いです。
廃駅?
途中、プラットホームが2つあります。両方とも列車は通過します。
ある意味廃駅かもしれない?
そのうちの一つ、platform Ozernaya というらしい。
データ
ウィキペディア
Far East Children’s Railway – Wikipedia
公式ホームページ
Хабаровск. Детская железная дорога
スペック
軌間:750mm
総延長:2.5km
開業:1958年5月19日
料金
140ルーブル
今回はレシート貰ったのでこの値段なんだと思います。
2019年8月現在です。
営業日/休日
月曜休み
時刻表
発車時刻は、朝10時から夕方16:20まで40から45分おきに出発します。
場所
場所は、にあります。
住所は 680031, Хабаровск, ул.Карла Маркса, 109Б.
行き方は、市街地からだと距離的に徒歩はきついかもしれませんができないことはないです。
ハバロフスク1駅からだと、3.1kmで歩けないことはなさそう。正面口から出ると遠回りになるので、駅北側にある出口から出ると便利です。
バスで行く場合は、13、40、82のどれかに乗れば、子供鉄道の最寄りのバス停に到着できます。
降車するバス停は Детская железная дорога です(Toy Railwayという意味)
了
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Khabarovsk, Children’s railway, Child railway, RZD, RZhD