ロシア警察連行&拘束ハイライト 2019

 

 

2019警察連行シリーズinロシア

ロシアと言えば警察国家だ。

The number of police officers was reduced by 20%, dropping from 1.28 million to 1.1 million by 2012

とのことで2011年までは130万人もいたらしい。人口が約1.4億人なので国民の0.9%。1000人に9人は警察。ほぼ100人に一人である。どんだけ人民を監視したいんだよ。

 

2012年以降警察改革が行われているそうで、近年は警察の人員は減らしつつある。2016年での雇用者は90万人いるとのこと。それでもロシア警察は1000人に6人いる。

比較のために日本の警察の数は2017年で30万人弱。→As of 2017, the total strength of the police reached approximately 296,700 personnel

よって1000人に2.5人程となる。

日本の2.4倍。これでは警官ばっかり目に付くわけである。主要駅にはぞろぞろと。長距離列車には2名搭乗。あれだけたくさんの列車が走っているのに必ず乗っている警官。アホほど多い。確かにこのおかげで西側よりも安全に旅行は出来るとはいえる。

 

しかし僕は旅行者としては模範的ではない。

 

旅行者というより不審者である。なので連行されますニッコリ

 

2019年8月10日から3カ月にわたってロシアを旅行した。合計5回ポリツェイは僕を連行した。その3カ月以内に発生した連行をハイライトシーンとしてまとめ、傾向と対策と知見を得る。そして思い出しながら僕自身がケタケタ笑う事とする。

 

なおホームで撮るなと言われただけや、写真消されただけは対象としないってか多すぎてよく覚えてない。

 

 

地図にプロットするとこうなるが自分の滞在先が偏っているのでこんなもんだと思う。イルクーツクからクラスノダルまで一気に通過したからだ。3カ月程度で4都市5回の連行を食らった。僕は人相が悪いし結構ギリギリを責めるので頻度としては多い気がする。

実感としてはアジア人が行かなさそうなところがポリツェイ連行のリスクが高い。

 

 

コムソモリスクナアムーレ

 

コムソモルスクナアムーレは極東の工業都市だ。シベリアの原生林の真ん中にあると考えると驚くくらいの大都市で人口は24万人おり、製鉄所や航空機製造工場がある。BAM鉄道とウラジオストック方面への鉄道が交差している。

 

Комсомольск-на-Амуре コムソモリスク・ナ・アムーレ トラム 廃線跡 2018廃止

コムソモリスクナアムーレにはトラムが走っておりРВЗ-6が走っていたが2018年10月に廃止になった。愚かにも僕はこのトラムのために2019年8月わざわざこの辺鄙な大都市まで来た。事前に調べろよと言いたいところだ。情弱の痛い所である。

 

 

到着後にトラムは既に廃止したと気づき意気消沈していたが気を取り直すためにBAM鉄道のТЭ10が牽引する旅客列車を撮ろうと切り替える。日中丁度良い時間に走るので駅待合室に座りつつgoogle 航空写真で行けそうな範囲でどこで撮ろうか悩んでいた。

 

 

そこに私服の男2人がやってきた。

彼は警察だという。しくじった。駅の待合室でなく金を払ってどこかカフェにでも入って撮影地を調べてればよかった。

 

ポリツィアの制服ではなく、私服である。

 

彼らに警察かと聞くとそうだと言い、IDを見せてきたが、僕はロシア語のIDをぱっと出されてもマジで読めない。地球の歩き方にロシアで職質にあったらIDを見せるよう警官に言えと書かれているが、ぶっちゃけ意味ないと思う。ロシア語をまじめに勉強した人以外はまず読めない。

 

逆らっても勝てないので諦めることにする。僕は諦めるのが得意である。ただし彼はあまり敵対的な様子が見えない。愛想が良いのである。愛想よしポリツェイなのでここでは愛想よしポリツェイと呼称する。

 

愛想よしポリツェイに促されると、そこには2台の車。1台はポリツェイと書かれた4WDのおそらくNIVA。もう一台は警察マークのないプリウスである。ポリツェイNIVAでなくプリウスに乗るように言ってきた。これ覆面か?いや大丈夫か?偽警官に袋たたきにされるのでは?

 

 

ところで駅で撮影していて怒られたわけではなく、ただ座っていて連行なので何でこんな目にという気分だ。連行されたらもう時間的にTE10牽引旅客列車通過時刻に間に合わない。電力で音もなく走り出すプリウスの窓の外を見ると曇りで小雨すら降ってきた。まあ撮らなくていいやという気分になってきた。

 

付いた先は移民局だった。警察じゃねえじゃん!移民警察なのか僕にはカテゴリーが不明だ?

 

彼は僕を座らせパスポートをコピーしに行く。ロシアで車に乗せられてまで連行されたのは初めてなので若干ドキドキしている

 

移民局という事で僕は一つ気になることがある。それは滞在証明だ。

本来はロシアでは外国人は一々滞在証明を義務づけられる。これはホテルが勝手にやってくれるので当方は何もしなくていいのだが1泊1000円かそれ以下の安ホステルだと面倒だからかこれをしないところが多い。移民局に対する書類申請をたった1000円ぽっちの客にやっていたら割が合わないだろう。という訳で僕は滞在証明の紙をあんまり持っていない。

これについては全く糾弾されることは無かった!

 

 

なんと信じられないことに愛想のいい彼は日本が好きらしくほぼ雑談だった。ええ… まじ? 何かの間違いだろ..

そんな事のために僕を連行しないでくれよ…ТЭ10の写真撮らせてくれYO!

 

 

結局2時間くらいつき合わされた。僕は余りロシア語ができないのでgoogle ペレボーチクになんとかしてもらう。ロシアに対して日本国民はどう思っているのかとか、クーリスクの島々についてどうかとか聞かれた。

僕は冗談で「Do not occupy Hokkaido」 を翻訳して見せたら「それはどこからの情報ですか」とマジ顔で聞き返されアレは困った。シュートゥカ!シュートゥカっす!!!

ブラックジョークを言うときは場所を選びましょう。

 

 

教訓:めったにないが駅に居ただけで興味本位で連行されることがある。カフェに座っているのが良い

教訓:ブラックジョークは時と場を選ぼう

 

先述したが他国での連行はされたことあるが、ロシアで車を用いての警察までの連行は初めてだった(実際は移民局だけど)。しかし殺伐としておらず和やかで、ほどよく慣れることができた。ポリツェイウォームアップ運動としては順調な滑り出しだとおもう(なんだよそれ)

 

 

 

コルシュニハ駅

 

性悪なチクリ中年女には気をつけろ。

僕は言いたい。

 

その4階建ての建物から大して仕事もない鉄道職員のババアは永遠に変わり映えしない駅構内を煙草をふかしながらベランダから眺めているのである。変わると言えばコンクリートがごくわずかながら毎日風化し経年劣化しそのボロい田舎の駅がますますぼろくなっていくだけだ。

 

ちょうどVL80の機関車が周囲に3台もいて、ここで撮らないわけには行かなかった。煙草を吹かすのが仕事の中年女は、アジア人が駅構内で写真を撮っているのを見つけたようだ。何か言っているが、4階だし実力行使までせんやろと高をくくっていた。

 

僕は煙草を吹かすのが仕事の中年女の性悪度を測り間違えていた。残念ながら警察はやってきた。

 

 

車に乗せられ駅から1000mほど離れた事務所に行く。ここもよくある連行時の質問をされる。

 

  • 目的は何だ→ツーリスト
  • これからどこに行く→次の都市(今回はウスチイリムスク)
  • 滞在先のホテル→予約してればそれを見せる。してなかったらハッタリ
  • ウクライナのスタンプ(あるとよく質問される)→チェルノブイリの歴史を見に行った

 

加えて僕はマルチビザをビジネスな関係で取得しているので、この会社との関連は何か?と聞かれる。僕はプログラマー、ウェブデベロッパーだ(僕の技術はお察し程度です)と言って説明する。プログラマーはどこでも仕事をする可能性があるので納得してくれる。

 

 

あとどうでもよさそうな質問もされる場合があるがロシアなので諦める

 

  • 結婚→してねえ
  • 家族→マーマ パーパ バーバパパ

 

あたりである。雑談の内に入るのか、本当に僕の家族関係が役に立つ情報なのか真相は不明である。

 

 

質問が終わるとパスポートが返されるのを待つ。今回は明らかにチクりのせいなので、この無駄になっていく40分か1時間くらいが嫌に長く感じられる。仕方ないので警察小屋を観察する。平屋の鉄道警察小屋は古めかしく木造だったような気がする。少なくとも床は木だった。鉄道警察なので線路は近い。窓から線路は見えるが列車は滅多に走ってこないので面白くないし、走ってきたとしても警察の小屋で見る鉄しても何も面白くない。最も悪いトレインビュースポットとして近年注目を集めている。

 

 

パスポートが返されると駅まで車で連れ戻され晴れて解放された。

 

 

駅に戻るとある不愉快な事実に気づく。

中年女まだベランダでヤニすって通りをみてやがる。本当は私の方が不審行動をしてて悪いんだけど。連行前と同じ位置で同じように煙草を吹かす仕事に勤しんでいる姿を見ると普通にСИを願わずにいられない。僕はそのババアをにらみつけたが、睨みつけても失った時間は戻ってこないのである。

 

田舎駅撮影はシュレディンガーの警察みたいなもので、撮っていても何もない場合は本当に何もないのだが、連行されるときはされる。

 

あるいはゲーム理論のようなものである。厳密にはゲーム理論とは違うのだが、以下のようである。

 

SPT(Station Photographing Theory)

 

囚人のジレンマならぬ鉄ヲタのジレンマである。

 

1の場合が最も理想的だ。こちらは写真を撮り警察は規制しない。

2の場合、こちらは写真を撮るが警察が規制し、連行される。すると場合にもよるが1時間程度は無駄になる。また、消すよう言われた場合全てが無に帰す。(連行されても消されないというパターンは単純化のため今回は無視する)

3の場合、警察が怒る意思はないにもかかわらず自分が勝手にビビって撮らないと、収穫は無い。

4の場合、結局削除されてしまう写真なのだから当初から撮らなければ、良くも悪くもないし連行される手間も省ける。

 

この理論には欠点がある。まずEチケットを発券しわざわざ撮影するために来ているのに3、4の選択肢はあり得るだろうか?

③の例だとあえて勝ち点は(?)と表記し不明としているがこれは体感に差があるからだ。想像してほしい。目の前にVL80が居るにもかかわらず撮影をしない。これは勝ち点-7兆ではないだろうか。いずれにしても我々鉄ヲタには1か2の選択肢しかないのである。

 

 

次に②の選択肢を考えてみる。これはデュアノレえすでース口ットを使えば写うええげっほんげっほん!

時間だけが無駄になることになる。

②の条件でhogehogehoge考慮されないとしたら、④のメリットがあまり魅力的でなくなる。④は元来(1)せっかく撮影したのを消されることが発生しない+(2)時間が無駄にならない という2つのメリットがあったが(1)のメリットが無くなってしまう。

 

結局のところ我々には写真を撮るという選択肢しか残されていない。

業が深いのである。

 

 

 

ともかくコルシュニハ駅は危険です!

必要な時以外はカメラを隠す、駅構内は手早くなど隠密行動を心がけましょう。こういうのは運なので次言ったら全く何も起きない可能性もあるんですけどね。

 

 

コルシュニハ2

 

同一日に2度も警察に連行されるのはコルシュニハでしか経験していない。運が悪かったのもあるし流石に怪しすぎた。

 

晴れて駅構内鉄道警察小屋からの連行から脱出した僕は、鉱山鉄道へ向かって歩いていた。

 

 

コルシュニハはごく限られた範囲で有名だ。鉱山鉄道が、しかも内燃ではなく電気機関車が走っている。鉱山そのものも圧巻だがそこを鉄道が円を描いて降りていく様は、やばいです。

 

 

この鉱山鉄道へ向かって歩きながら適当に写真を撮って居ると、SUVが前を通過した。僕をガン見しているようだが、そんなことは日常と化しているので地元民が変なアジア人を見つけてびっくりしているだけだと思った。

2分ほどするとSUVはわざわざ引き返してきた。

 

あっちゃー~~~

 

「何をしている。」

そんなことは僕自身もよくわかっていない。なんで鉱山鉄道なんか好き好んで撮影しようとするか、僕も答えが欲しい所である。

 

コルシュニハ1回目は鉄道警察の連行だが、今度は地元警察の連行だった。

流石に萎えた。めんどくせえ。1日2度も連行されるのは流石にきつい。

 

 

車で連行、市内中心部の警察署に行かれ通常の連行後の質問とパスポートコピーをされた。特段変わったことは無かったがウクライナの入国スタンプについてつっこまれたように思う。

 

 

1時間弱で開放後、僕はまた鉱山鉄道まで歩いていきましたとさ(めげないヲタク)

 

 

コルシュニハは特に隠密行動が必要です!

 

 

 

アンガルスク

 

アンガルスクはイルクーツクから50km程度北西に位置する街だ。イルクーツクのように観光都市ではなく完全に地元民向けの住むための街、そして工業都市でもある。

 

 

工場好きな人にぶっ刺さる建物が並んでいる。

 

Angarsk Tram アンガルスクトラム 2019

アンガルスクはトラムが走っている。アンガルスクはトラムが衰退傾向にあり2018年にルート10が廃止された。

 

シベリア鉄道本線アンガルスクの付近は丁度良い直線区間があり跨線橋付近の線路際で列車を待っていた。時間は昼頃。丁度誰もいなかったので誰にも咎められることなく撮影できそうだ。

 

と思っていたら誰も居なかったのは昼休みだったかららしい。1時間ほどで保線作業員が出てきた。もう見つかってしまったら逃げる方がさらに怪しいので堂々と挨拶をすることにする。中の一人はどうやら僕の挨拶を歓迎していないようだ。なんか怒っている。撮り鉄はおおむね迷惑な存在だから怒っているのは仕方ないと思い元の撮影位置に戻る。

20分程すると線路をまたぐ道路の土手上から視界の下に何かが見える。怒れる作業員と共にもう少し小ぎれいな男が来た。ここはアンガルスク駅から1000mもないのでおそらく駅に常駐している鉄道警察官だ。降りてくるように言われる。

 

警察は高圧的ではない。むしろ慌てているというか焦っているという雰囲気すら見える。オレンジの作業着を着ていたのが良かったのだろうか。(実はティンダで作業員用の服を貰っていたのでそれを着てみた。それはそれで駄目だろって感じだが)

 

高圧的でない警察はアンガルスク駅まで僕を連行する道すがら、なんでオレンジの服を持っているのかと聞いてくるので素直にティンダで貰ったと答える。これからどこに行くか。ウソリエ=シビルスコエだ。列車の時間は残り1時間。警察の部屋の入り口まで来たが、中に入れとは言われず即リターンし、駅舎待合室に僕は案内された。パスポートコピーすらなく終了。

 

これはオレンジの効果だったんだろうか?(怪しいのでやってはいけません。)

 

 

 

下北半島

 

何故僕はこんなところに行ってしまったのだろうか。

 

4時間前、僕はシンhogehogehogeリの駅の時刻表を眺めていた。エレクトリ―チカは3方向に伸びていることが分かる。西、南、北である。西へ行けば有名なトラムが走っているあの都市、南は港町へ至る路線だ。

何を思ったか僕は一番行かない方が良い北を選択した。とりあえずエレクトリ―チカで終点まで行ってみたかったのである。日本は島国なので終点までちょっと乗ってみようは通用するが、地球上にはそれをやらない方が良い場所があるのである。地元民が行っているから僕もオッケーじゃねは通用しないのである。

 

北へ向かうエレクトリ―チカの終点はオゼロhogehogeという名前で、近くに湖がある。折り返し列車は6時間くらいあるので周囲を散策する。湖があるからせっかくなので行ってみようと。僕は2つ目のやるべきでない事をした。

 

 

選択肢が与えられた時、あえて悪い方の選択をしないと気が済まない時がある。なぜか自滅したいと僕は求めている。

 

 

GUN

 

結局そこはデファクト国境付近なのである。

辺りは小雨で寒々しい。舗装された主要道は、過疎地だからかあまり車は通らないが1分に1度程度は車が通過する。車が通ってるんだから制限区域ではないだろうと。主要道から左折し舗装されていない道を歩き湖へ向かう。ここは1台しか見なかったがLADAが通過した。

誰も居ない平原を散歩するのは気分が良い。20分程歩いていると後方からやたら背の高いトラックが近づいてくるのを感じる。

 

黒ナンバーである。

 

僕は黒ナンバーの背の高いトラックに道を譲ると車は去っていったが、150mほど前方で停止した。

 

 

きたかこれ。

 

 

人は降りてくる。火薬を入れることができる長い鉄を持っている人である。

まあ場所が場所だししょうがないよね。

 

有難いことに彼らは伏せろとも膝を付けとも手を挙げろとも言わず、普段のポリツェイと同じくらいのノリでパスポート提示を求めてきた。どこかに電話をかけているようだ。ひとりに駅に帰りなさいと言われたので彼らに背を向け歩き始めるが、やっぱり引き留められた。

 

まあしょうがないよね。

晴れて僕は人生で初めてのロシアの黒ナンバーで護送となった。

 

 

基本的に国境警備兵は暇なので護送中はある意味スペシャルゲスト珍客たる僕とグーグルペレボーチクである。

 

 

事務所に到着後、これは場所が場所だけにシュピオン疑惑で割と良い感じの尋問にあった。5kmあるいは10kmの国境付近の外国人立ち入り禁止ゾーンに該当し君は知らなかったようだが知っておくべきだった!と英語ができるちょっと上級らしい男に言われた。

 

※当たり前だけど国境付近をうろつくのはダメです。マジで。

 

 

プチ連行

撮影を辞めろと言われ+パスポートを駅の警察にコピーされたパターンだ。自動車護送なしかつ10分程度で開放なのでプチ連行とする。

ベロレチェンスク

コトリャレヴスカヤ(ナルチックの東40km)

 

 

単に撮るなと怒られ

 

撮るな or 撮るな消せ は発生頻度が高く印象に残っていないので省略する。覚えきれないよね笑

トゥアプセやナルチックは覚えている。ナルチックは特にピリピリしていて警官や迷彩服が異様に多かった。コワイ。これはロシア南部に多かったように思う。

サハリンもノグリキでもたもたしていると出てけと言われた気がする。

 

 

 

教訓

 

教訓を一覧にするとあるパターンが見えてくる。

 

①コムソモリスクナアムーレ:

興味本位の移民局の男。撮影すらしてないんだが。

 

②コルシュニハ:

中年女にチクられ。撮影が原因。

 

③コルシュニハ:鉱山の近く(鉱山鉄道)

ポリツェイが車でたまたま通過。撮影が原因。

 

④アンガルスク:線路わき

保線にチクられる。鉄道撮影が原因

 

⑤hogehogehoge:国境付近

国境警備兵が車で通りかかる。※これは本当に僕がアホなだけです。

 

 

パターンもへったくれもない。⑤の僕がカスなので置いておくとして。

 

 

鉄道がダメなだけだった。

 

 

知っとるわーーーい。

 

 

そいや街中・トラムやナローゲージで警官に怒られたことは無い。

 

 

ただしシベリア鉄道の駅は何一つ言われない。例えばノヴォシビルスクのホームで駅舎を撮っていたら警官が話しかけてきたが、彼は英語を使ってみたかっただけの男でセルフィ撮って終了なんてこともある。

 

 

 

結論

 

ロシアで鉄道の駅や線路際で撮影しなければポリツェイと関わることなく快適に旅行を楽しめるでしょう。

 

んなことは知ってるんだよ!

 

OK:

シベリア鉄道本線の駅構内・街中・トラム・ナローゲージ

 

危険:

線路際・田舎の駅構内

 

 

だがこちとら鉄道のために行っているのである。利害の不一致、お互いが是とするものが完全に真逆なのである。黄色い暖簾のラーメン屋が好きな奴とヴィーガンくらい真逆なのである。トップギアとグレタさんくらい真逆なのである。

片や写真が目的。片や写真を撮らせないのを己の職務としている。てか確かもう鉄道撮影禁止って終わったはずなんだけど、やはり田舎や、ロシア南部 -テロが多い地域-はソ連ルールのままなのだろうか。

 

トランスシベリアンレイルウェイ上=ロシア号のルートでは全く怒られることは無い。マジでない。ロシア号の停車駅で撮影していて怒られることはまずありえないのでそこは安心してほしい。

ただしアジア人がめったに来ない変な田舎だと、撮影以前に存在していること自体が目立つので、職質連行の対象になる。

 

 

だからといって警官をそこまで恐れたり警戒しても仕方ない。結局なるようにしかならない。上手く隠密行動をしつつ、うまくかわしつつ、職質が来たら適度に対応するしかない。

 

 

ただしあくまで僕が立った数カ月旅行しただけの範囲内ですので。僕はかなり隠れるのが下手である。というかあんま隠れる気が無い。

 

 

最後に全く役に立たない教えの筆頭として有名な例の言葉をここで披露する。

 

 

「臨機応変に」

 

 

おわり。

 

 

 

 

https://www.irasutoya.com/2018/08/blog-post_902.html

 

 

 

これも読んでみませんか