憤怒エアをご存じだろうか。
間違えた。HUNNU AIR.
モンゴルの航空会社
モンゴルには(僕が知る限り)3つの航空会社がある。
- MIAT (最大手)
- AERO MONGOLIA (時々ボソっと運休)
- HUNNU AIR
である
モンゴルから外国へ行く/来る便
モンゴルは結構孤立しており、飛行機で行ける国が少ない。(flight connection, FR24を基に)
- 中国
- 日本
- 韓国
- ロシア
- ドイツ
- トルコ
- カザフスタン
- ベトナム (bet jet)
くらいだけなのだ。
フンヌ エア就航地 HUNNU AIR
今回登場する憤怒エアは、ウランバートルを起点に、
国際: アルマアタ/ウランウデ/Manzhouli 3か所
国内: Khovd/Ulaangom/Murun/Dalanzdgad の4か所である。
憤怒エア(HUNNU AIR)はFR24で見た所、定時性は高いようだ。信頼は出来そうである。AERO MONGOLIAと比べて。
中央アジアからモンゴルへ行く難しさ
中央アジアからモンゴルへ行く場合、僕がビザを持っていたら陸路にてロシア経由も可能だった。だが無い。
中国陸路はビザがあれば行けるが、第三国取得が出来るか分からない、ネットで見る限り旅程やホテルの予約などが必要らしい。僕はそういうのは苦手だ。
やはりここは憤怒エアしかない。
フンヌ エア 実際に乗った
- MR411 UBN 11:30->ALA 13:30 (月曜木曜)
- MR412 ALA 15:00 -> UBN 20:40 (月曜木曜)
アルマアタ空港
6月5日
アルマアタ空港は、路線バスで行ける便利な空港だ。1乗車80テンゲ(25円くらい)なので、非常にアクセスが良い。
現ターミナル。外から見るとソ連空港というわけではなさそう。
2004年にできたものとのことだ。 (Construction of a new terminal was completed in 2004. -wiki )
隣にはさらに新ターミナルが建設中のようだ。2004年に建てたものをブッ壊す!とは思えないので、拡張だろうか。
現空港の中は奇麗だった。
以前カラガンダ空港を使ったのだが(リンク)、カラガンダが如何にもソ連であったのと比べると普通すぎて物足りない。
国際線用のチェックインカウンター
アルマアタ空港は不可解なことに、国際線の場合、セキュリティー→チェックインカウンター→出国審査→セキュリティーとなる。
ただしカイロでも国内線国際線ともにセキュリティー→チェックイン方式なので、探せば地球上には他にもあるだろう。
僕はチェックインカウンターがどこか分らず、人々に先を越された。
変な路線に乗ると搭乗拒否されそう(あるある)
チェックイン時、ビザがあるかどうか聞かれる。
中年に近い女性が、ゴチャゴチャ言っている。彼女はスマホをみて何を確認してるんだか知らないが、僕を乗せたく無さそうにしていた。
幸い、偉い人が来て「ジャパン? OK~~」 と言って2秒で去っていった。彼は細身の体系だった。
HUNNU AIRではなく、ALAの管理会社?のチケットとなった。
僕が並ぶのが遅かったので、通路側になってしまった。
カザフスタン出国審査
誰も並んでいなかった。今回乗るエンブラルは100人前後しか乗れないはずなので混むことは無い。
出国審査では特に細かい事は聞かれなかった気がする。しかしここで日本人が来るのが珍しいのだろう、カザフ国境警察はチンタラ僕のパスポートを観察していた。
他の飛行機を観察
ターミナルからはIL やらツポレフのストックみたいなのが置いてあった。せっかくならAIR ASTANAやSCATはそれで飛ばしてほしい所だ。
カザフスタンのチャーター航空会社 SUNDAY AIRLINES
いかにもフザけた名前だ。就航路線もフザけていて、ウスチカメノゴルスク発アンタルヤがあるらしい。
カザフスタン人のパリピカップルか、夫婦がトルコでSUNDAYをファッキン満喫するための会社である。
アルマトイ発は エジプト/トルコ/マレーシア/タイ/モルディブ となっており、見るだけで眩暈がするようなパリピぶりだ。
Авиакомпания Sunday Airlines – чартерный авиаперевозчик
エンブラル!
これが今回乗るエンブラル。E190LR, JU-8811
国際線にしては小さい機体だし、週2便だが、モンゴルとカザフスタンの経済的結びつきはこんなもんなのか。
今回はボーディングブリッジありである!
この短い4時間のフライトに5万円も払っているので、これで沖止めだったらタリバンに入会する所だ(物騒すぎ)。
沖止めでないためマトモな写真を撮れなかったのは残念。アルマアタ空港のガラスは強い青色が入っている。
憤怒エア。 WINGS OF MONGOLIA
ビジネスクラスは広そうだ。(当たり前)
エコノミーは満席だった。100人しか乗れない週2便だしな。
通路側
5万も払ったのにチェックインするのが遅かったため通路側に…
と思ったら運よく隣が美女だったのでヨシ
モンゴル美女に撮ってもらった。
アルマアタの奇麗な山を見つつ出発。
座席
足元は広かった。流石5万なだけある
ゲロ袋がちゃんと設置されており、そこは正規キャリアらしさがある。
機内食
機内食の配布は遅かった。飛び始めてから2時間経った頃だったと思う。夕食扱いなのだろう。
機内食配布は、非常にチンタラやっていた。鶏肉と牛肉?の2択だった気がする。僕は鳥を選択
機内食はマズくもないがおいしくも無かったし、量は少なかった。距離が短いので量は少ないのが仕方ないだろう。しかしウズベキスタン航空の方がおいしいと思う。
着陸
ウランバートルもボーディングブリッジだった。
結論:
憤怒エアは全く憤怒ではなかった。
入国審査
ここで多少トラブルが発生した。
僕は’Top tours and guesthouse’格安ゲストハウスを予約していた。
入国カードのAdress というところに道路と数字を書いて出した。
「これはホテルジャナイヨ」(しかも日本語)
えええ、、、そりゃアドレスって書いてあるしな。と思ったがあまり口答えするわけにも行かないので
booking com の画面を見せた。
‘Top Tours and guesthouse’
「これはツアー会社だよ」
まぁそうっぽいよな…
気が弱いジャッジャジャ ジャプ太郎の僕が「じゃあ予約し直しますか…」とモゴモゴ言った。
「イイヨ」(審査終了)
良いのかよ。ビビらすなコラ。
チンギスハーン空港(2年前開港)
4 July 2021 に開業した新空港である。市内から新空港は50km。
旧空港と比べアクセスが悪い上に、公共バスは貧弱である。UBUSというシャトルバスが30000T で走っている。空港→市内ならいいのだけど、市内→空港の際乗り場がどこか不明だ。
僕は運よく隣の座席の美女の姉に、シャトルと同じ30000T 払って市内まで送ってもらった。
おわり!(IDSK)
いかがでしたでしょうか!
みなさんもカザフスタン→モンゴルに移動する機会は頻繁に存在すると思います!
是非参考にしてください!