応用情報技術者試験をガチ勉強して一発合格したのでノウハウを広める【1カ月】

 

はじめに

 

どうもNSZ山本です。

平成31年春のIPA応用情報技術者試験を初めて受験しました。有難いことに1発で合格しました。今回は私がやったこと、そして試験についての根本的な分析を公開します。

 

いきなりこう言うのもアレですが、私の意見だけ読むと偏ると思うので、こちらも合わせて読むのもお勧めです。割と偏っていない記事だと思います。

応用情報技術者試験にやっと合格できたので、勉強法の改善点を考えてみた – Qiita

 

 

まず、応用情報がどの程度の難易度かというと、

IPA応用情報技術者試験は合格率はおおね毎回約20%です。

平成31年度春は21.5%です。

会社に言われて無理やり受けに来ててモチベが低い人も多いんじゃないかと思うんですが、80%もの人が5700円をドブに捨ててるなんて正直もったいなすぎです。失礼な言い方ですみません。

金が会社の経費の人もいらっしゃいますか?でも金については良しとして応用情報技術者試験の拘束時間は6時間にもなります。貴重な土日をくだらない試験のために生贄にするのは1回だけで十分です。

6時間も貴重な人生を無駄にするならそもそもIPAなんか申し込まないでSteamでゲーム買うかソフマップでギャルゲー買って遊ぶとかしたほうが7兆倍有意義です。

 

実はこんな偉そうな事言ってる私も

「基本情報は1回落ちて2回目でようやく合格」しています。

だからそんな偉そうなことは言えません。

なぜ基本情報1回目が落ちたのか。完全にわかっています。旅行で遊び歩いた直後に受けて全く勉強してなかったからです。ユーゴスラビア旅行をした後で、脳内ユーゴスラビア状態でした。当然落ちました。

 

応用情報について分かったことは

「何もしないでラクに受かる試験ではない。」

でも

「きちんと対策すれば1発で普通に受かります」

そして

「こんなくだらない試験を受けるのは人生で一度だけで十分です。とっとと楽になりましょう。」

 

この記事の目的

 

この記事の目的を明確にします。

 

×一発でラクに受かりましたドヤ。→かなり泥臭い執念で1発合格してます。

×これを読めば必ずあなたも受かります!→読んだだけじゃ無理に決まってるだろ。

 

この記事の目的は

あなたが1発で受かるように説得することです。

1発は言い過ぎかもしれないけど、出来るだけ少ない受験回数で合格できるように説得することです。

 

残念ながら採点者に私達の点数を忖度してくれるよう説得することはできません!

 

 

なぜ説得したいか?

こんな試験に人生の時間を費やさないで、あなたの人生に捧げたい事に早く駒を進めて欲しいからです。

IPAにいくら時間をかけても最終的なアウトプットは少し上質な(110kgくらいだと思う)紙切れ一枚です。

あなたが時間を掛けたいことは、釣り?ロードバイク?登山?博物館?写真?同人活動?PUBG? 断言しますが絶対IPAでは無いはずです。

 

安心してください。応用情報技術者試験は合格率はなんだかんだ20%ですし数ある国家資格の中でも簡単な方だと思います。

 

 

この記事の対象者

 

 

1.応用情報技術者の国家資格が欲しい人

かつ

2.試験をワンパンで済ませ、5800円以上払いたくない。

 

という方です。

 

非対象者は、楽して何もせず一発で受かりたい方。もし当てはまるあなたには、催眠療法、DHAのサプリ、能力開発、すごいセミナー等をお勧めします!

 

条件

 

私のスペックはこんな感じ。

①基本情報技術者試験合格済

②一応社畜

③残業平均1日0~1hくらい(ブラックということはない。てか楽)

④通勤時間往復3.5h

⇒休憩+勤務+通勤で1日12.5hつぶれます。平日ゆっくり勉強という程でもない。

⑤元5流駅弁文系

⑥バグ製造機

 

⑦友人は全く少ないので土日はゆっくり勉強が出来ました!(ひどすぎる)

 

応用情報とは

 

こんな事はもうご存知かと思いますが、

毎年4月と11月のどこか日曜日に行う試験です。

試験時間(拘束時間):午前2.5時間、午後2.5時間

→5時間の拘束時間+休憩間1時間、合計6時間。日曜日の。

 

合格点数:60%で合格です。

みんな言うように「そこそこわかってればOK」程度の合格ライン。「完全を目指す必要はない」です。

 

 

2つの分析

 

試験というものを理解するのに2つのアプローチを取ります。

 

  1. 基礎的・根源的なこと。例)エンジンの仕組み。
  2. 実際的な事・プラクティカル。例)シフト・ブレーキ・アクセルハンドルの操作。

 

エンジンの構造を知らなくても運転は出来ます。

運転みたいに実際の操作だけ知ってればOKなこともあるけど、

やっぱり「なぜ、どのようにしてそうなるのか」という根源的な事を知る方が、いざ実際にやるときに強い動機付けになるはずです。今やってる事の意味が見いだせなければ、本気になれないでしょう。

 

1.基礎的な分析

 

まず基礎的・根源的な事から行きます。

3つの知っておくべき基礎的な分析があります。これを読んだら急に頭が良くなることはありませんが、物事を理解する助けになるはずです。

 

 

1.1 IPAは国家資格

 

IPAは国家資格です。

国家試験というのはどういう意味でしょうか?考えてみましょう。

 

公務員か役人か、下請けが作った問題だということになります。

断っておきますが、公務員や役人のことを蔑視しているわけではありません。そのほとんどは熱心に働いてくれてると思います。

ただ確実に言えるのは、

彼らは新しいことをするのを嫌います。前例を踏襲する傾向が極めて高い人たちと思われます。

 

 

つまり突飛な問題は絶対出ないということです。彼らには、問題の水準を毎年同じレベルにしろと上司に言われているに違いありません。私はIPAの中の人じゃないので断言はできませんが、十中八九そうです。そんな上からの圧を受けて斬新な問題が作れるでしょうか?無理です。

 

では、受験者がすべきことは何でしょうか?

それを逆手に取り戦略を立てれば良いのです。

 

「過去問をしましょう」と私が強く主張する根本理由のひとつはこれです。

 

 

 

1.2 参考書があまり当てにならない合理的な理由

 

ある一定数の人は参考書を元に勉強をやろうとするでしょう。レッツ暗記!

私は全くそれをおすすめしません。

 

なぜ参考書だけだとダメで過去問を重視しなければならないでしょうか?

 

「IPAの特徴的な問題にあります。IPAに関しては参考書とマッチしない変な問題が割とあるんです」

これが一つの結論です。

例えば

  • 過去問数年分やると何度か出てきているのに、参考書では全く触れられてなかった
  • 過去問数年分やっても全く出て来もしない用語が太字で重要扱いされている

といったことがあります。悲しいことに事実です。

 

上の括弧のように「IPA独特の問題があるからだ」と表層的な事だけ言ってスルーしたい所ですが、

本来、試験とマッチさせるのが参考書の著者の仕事である筈です。

今回試験を受験し、実態は実際の試験を反映し切れていないと私は感じます。

この事態がそもそも妙です。

 

??「あーれれー おかしーなー?」

 

なぜそんなことが起きているか?

本の著者のインセンティブに関わります。本の著者の気持ちになって考えてみます。

ここで「参考書」の比較対象群として本の中で別の種類「小説」を対照群として考えます。

 

小説の場合を考えてみましょう。ある作家の本で、初めて読んだ本が面白ければ次回作も買ってくれるかもしれません!リピーターになるんです。

これは大変です。

小説の著者は本気で、全力で面白いものを書かなければいけません!

(実際に実現するかはさておき、面白くするため出来る限り最大限の努力をするはずです)

 

一方参考書の場合

ある1つの試験の参考書は1生に1度しか買いません。いくら良質な参考書だったとしても、同じ著者だからまた買おう!なんてあり得ません。

試験の参考書って何度も買いますか?あり得ません。

参考書の著者は質を上げる事に、小説の作者ほどは興味がありません。

ひょっとしたら何年も前の試験対策の情報のまま、改稿せず放置なんてことも…

 

だからといって世の参考書を書いてる人が全員やる気なく雑な仕事をしているとまでは思いません。ただ、

彼らには質向上へのインセンティブは(理論上)相対的に低いということです。

 

そして

参考書の著者と出版社は利益を最大化するためには、どうせリピーターに絶対なってくれない購入者に対し、出来るだけ高く売りつけることです。

当然、高価になるのは需要が少ないという理由もあります。

よって参考書は3000円などと値段設定高いです。

 

つまり、

  • 小説は大衆食堂なのに対し、
  • 参考書は観光地にある値段ばっか高くてあんま美味くないレストラン 

と言い換えても良いでしょう。

 

私が買った参考書がたまたま駄作という可能性もありますが、これでもamazonの評価☆4と悪くはありません。

 

残念ながら、

参考書または参考書を書くおっさんはIPAを網羅出来ていないし、悪く言えばする気が無いんです。

だから直接生の過去問をやりまくるべきなんです。

 

 

「参考書とマッチしない変な問題」と言いましたが、奇抜さにも秩序があります。5~10年分やれば解ると思います。前例を踏襲する人々が作った問題だから。

「頑張って参考書を丸暗記しました!」人は多分落ちます。いや、私の感覚からすると100%落ちます。

 

 

ですが

散々ディスった参考書も、じゃあ買うな。買わない方が良いとは言えません。

買ったほうが良いとは思っています。だって用語がまとまってるし。

なんだかんだで参考書は使える。

 

※参考書をディスりすぎたので一応公平を期すため後半で弁護しました。

→参考書をさんざんディスってますが、良い点もあります。の章

 

 

1.3 基本情報と応用情報は実はかなり似ている

 

基本情報と応用情報は極めて似ています。やれば分かると思います。

ただ一つ基本情報と応用情報の違う点は「午後問題が論述になる」

これだけです。

 

正直な感想、「応用」というのが仰々しいくらいです。

「基本情報シーズン2」くらいの感覚ですね。

だからと言って応用からいきなりやるのはあまり得策とは思いません。

 

基本情報⇒応用情報

の流れは流石に守ったほうが良いと思います。

 

シーズン1を見てからシーズン2を見たほうが良いのと同じみたいに。

いきなりシーズン2はきつい。

 

 

2.実際の戦略

 

ここからは、申し込みから試験当日までどうやって実際の物事を進めると良いか、私の考えうる限りのアドバイスを書きます。

エンジンの仕組みは終わりました。

ハンドルの操作を知りましょう。

 

申込期限前に過去問を一回やる。勝算がないIPAは申し込まないで。【重要】

 

普通にやれば40~50%はノー勉強でも余裕で取れます。申し込み期限ごろの時点でやってみたら午前なら多分50%くらいは取れると思います。

10%くらいはすぐ勉強すれば上がるので、午前50%くらい取れれば申し込みましょう。

40%台でも勉強多めにすれば行けると思う。

 

4割すら取れない場合は、もしかしたら何か間違っているかもしれないので、受験を見送った方が良いかもしれません。まさか昔2桁の掛け算が出来ない大学生だったとか?そんな人はIPAの存在すら知らない筈なので、このブログの読者層には入っていないはずだ…! (大変失礼)

 

 

申込前にそもそも申込むか否か決めるのは重要なことです。試験には金がかかります。それに丸一日無駄になります。

5700円ドブに捨てて、正味6時間無駄にするくらいなら申し込まないでSteamでゲーム買って遊んだほうがマシです。

資格は落ちたら全く意味がありません。

 

落ちても「練習になったからよかった」とか「慣れられた」とかいう人がいますが、無意味な言い訳です。

 

証明しましょう。

1発で受かったAさんが居ます。

2回目で受かったBさんが居ます。

 

どちらがより良いですか?

Aさんです。

2人を左右に比べると、Aさんの方が血色がよく、はつらつとしているのがお分かりいただけると思います。

試験はあなたの健康を阻害します。

 

まさか司法試験や東大に絶対一発で通れとまでは言いませんけど、

司法試験や東京大学ならともかく、

少なくともIPA応用情報技術者試験ごときであなたの金とあなたの6時間を無駄にする必要はありません。

 

 

午後:どのジャンルが得意かこの時点で知る

 

午後には複数のジャンルがあります。この中から4問選択です。

 

  • 経営戦略
  • プログラミング
  • システムアーキテクチャ
  • ネットワーク
  • データベース
  • 組込みシステム開発
  • 情報システム開発
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント
  • システム監査

 

 

私は数学全然だめ(高校の時数学で赤点とって親呼ばれた)だし、会社ではphpとjQueryしかやっていないので、システム構成は良く分からないし、基礎的なネットワークやIPアドレス(TCPIPだっけ?)についてはさっぱりなので選択しませんでした。

 

4問選択ですので最低4つあらかじめ自分が選択するのを決めておけばいいです。

が、4問ピッタリだと想定していたジャンルがその時だけ難易度が高い場合対処できません。慌てます。

5つか6つ、想定範囲にしておきましょう!

 

プログラムや数学が得意ならば、前半のアルゴリズム、ネットワーク等がいいと思います。

文系脳の人は、経営戦略やシステム監査が面白いですよ。

 

 

スケジュール

 

 

最低1カ月は勉強が必要だと思います。長ければ長い程良いですが、中ダレするかもしれないので、あんまり長くしなくてもいいんじゃないでしょうか。

必要な総勉強期間は、自分自身に聞いてください。

 

私は1カ月でやりました。

 

散々偉そうな事書いてますが、応用情報の前の1か月間に3回は居酒屋行きましたし、別に受験生みたいに歯を食いしばってやる必要はないです。

 

「頑張る」必要はないです。

 

 

1週目とりあえず参考書を軽く流して重要単語を覚える

 

私はこの参考書を使いましたが、正直amazonで売ってるやつは似たり寄ったりだと思います。重要な単語に緑のマーカーか赤線を引いて電車で軽く見るとかしておけば大体大丈夫です。

意味不明な3~4文字の英略語がいっぱい出てくるので軽く覚えてください。

IrDAとかROAとかCRMとか。

ここで完璧に暗記する必要はありません。軽く覚えてください。どうせ午前は選択問題で午後の肝はコピペです(後述します)。

 

先述した通り、参考書に労力を割くことは得策ではありません。

1週間程度(1カ月の場合)軽く見たら、次の過去問に移りましょう!

 

過去問→残り3週

 

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

 

ほとんどこれです。やりまくってください。

どうせ印刷費と紙代以外はタダです。紙はイオンかホームセンターで500枚300円とかで売ってます。許されてる環境なら会社のプリンタで印刷すればいいと思います。

 

過去問、やってください。

 

 

何年分やるか

 

私は午前を8回、午後を8回分やりました。写真では7回分になっていますが、参考書の末尾にまるっと付いていた過去問もやったので8回です。

 

本番当日と同様に1日あれば午前+午後できます。

1カ月の土日を利用すれば8回分(=4年分)出来ます。

約1カ月で勉強する場合、4年分8回分、午前午後累計16回分がひとつの目安なんじゃないかと思います。

 

午前に関しては、5回(2.5年)分解いた辺りから65%~70%が安定して得点できるようになります。

午前の7割が安定してきたら午前をこれ以上やるのは無駄なので、午前+午後 を辞めて午後+午後 にする方が良い戦略だと思います。

 

4年分8回の午前午後、こんなにたくさんやって落ちたら逆に不思議です。一発で物事を終わらせたいならやりすぎくらいがちょうどいいです。

昔友人が二人いました。クリアレベルギリギリでダンジョンに挑むタイプと、ひたすら雑魚を倒しレベリングして余裕で勝てるレベルになってからダンジョンへ入る人がいました。

今回は後者の戦略で行きましょう。だってダンジョン失敗して出てきたら、次に挑戦できるのはゲームみたいにすぐではなく半年後で、その都度金がかかります。

 

 

過去問って解説がないじゃん。

 

わかります。偉い人が説明した文章を読んで理解し、安心したいと。でも解説なんて別にいらないんです。

もしスペイン語をあなたが習いたいとします。

 

  • 日本でスペイン語講師に色々説明してもらいながら習う
  • スペインに住む(誰も一々説明してくれない)

 

どちらが早く習得できると思いますか?答えは2です。

横暴なたとえかもしれませんが、大抵は実戦と同じことをするのが習得への近道です。てか応用の試験問題程度なら、偉い人に説明してもらわなくても自分の脳だけで理解できると思います。

 

先述しましたが、参考書はそこまで質が期待できません。

スペイン語に例えれば、教えるのが下手でやる気のない講師に教えてもらうようなもんです。それだったら地元民と会話した方が良いです。

 

どう考えても直接過去問を解くべきなんです。

 

 

当日の戦略

 

試験当日、応用情報技術者試験をどうすればブッ倒しやすくなるか、書きました。

 

順序は無視

 

午後も午前も同様ですが、

自分の得意な分野から始めてください。モチベを維持するために。

順番にやらない方が良いです。

試験時間初っ端から全く分からないと死にたくなります。自分にとって難しいのは飛ばしてラクな問題から始めてください!スペースシャトルの補助ロケットだと思って自分にとって楽な問題を上手に使いましょう。

 

 

午前:気軽に

 

午前に関しては、過去問4年分(試験8回分)くらいやればまず6割を切ることは無いので、戦略もクソもないです。淡々と説いてください。そんなに過去問といて午前落ちたら逆に凄いので私にぜひご一報ください。

 

午前問題は問題量的にほぼ確実に11時30分までに終わります。

IPAは途中退出が出来ます!

理想としては11時半に提出&退出し、とっとと昼飯を済ませ、12時00分ごろになります。

 

 

 

昼休みにtwitterを見てはいけません!

昼寝です。昼寝してください!

そこら辺のベンチでぶっ倒れれば良いので、昼寝は心からお勧めです。

午後問題は後述しますが、「読んでる途中で死にたくなるようなダルい長文」ばかり。ダルい長文に備えるために昼寝をして脳をはっきりさせましょう!

 

午後:コピぺ祭り

 

応用情報の午後問題は

「回答者を疲弊させ、答える気をなくさせることが目的としか思えないひどく長い問題文」の連続です。

 

大雑把に数えたところ、問題文+解答等選択肢を含めると大問1つにつき3000~4000文字以上あります。それを必須1+選択4なので累計2万文字くらい読まされます!まじでだるいです。

 

答えは必ず本文にあります。

8割くらいの記述問題は、なんと問題文からのコピペで済みます。

 

特に問11の監査はほとんどコピペで済む記述が多いです。元文系の私個人としてはお勧めです。

問3の経営手法、後半のマネジメントや工数管理、リスク管理、監査の問題は、別にプログラミングなんて全く知らなくてもできます。

アルゴリズムやプログラミングや数式が苦手なダメプログラマー、ヘタレプログラマー、ゴミプログラマー、いわゆる私でも受かることができるんですから!

 

私がどれだけダメIT屋かというと、合格した2019春の午後問題で「ブルートフォース攻撃」を誤って「ブルーフォース攻撃(←青き軍隊)」と書きました!書きミスではなくて本当にブルーフォース攻撃って名前だと思ってたからね。

でも受かったからね。

 

応用午後コピペは真実です。

というか、変な回答をしないために、

本文の該当する箇所を発見する能力。それをコピペする能力が求められています。

 

 

IPA公式で過去問をPDFで配布しています。

 

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

 

大学受験では模試とか赤本とか、自分の勝算を計測することや訓練するための教本に金がかかりました。IPAはタダで出来るんです。

やりましょう。

 

良く分からない「過去問道場」とか、「ナントカドットコム」とかありますが、公式で手に入る以上公式で手に入れた方が良いんじゃないでしょうか。

 

 

参考書をさんざんディスってますが、良い点もあります。

 

参考書には後ろのページに必ず索引があると思います。

過去問中で誤答した問題の用語を調べる時そこそこ役に立ちます。

 

 

 

できればやってください(超おすすめ)

 

私的には最高にお勧めしているのは朝4時起きです。

 

人間の能力が最も高いのは起床後~午前です。

脳科学者ではないので、断言はできませんが、多分良いです。

 

2つ例を見てみます。

Aさんは夜8時に帰宅して速攻で寝ます。幼稚園児みたいに10時に寝ます。で、朝4時に起きます。

ここで今日の脳のスペックは使います。

朝8時に家を出て9時出社です。会社なんてぼーっとしてても給料は出るので(給料が成果に対する報酬ではなく勤務時間に対する報酬である場合。)これはこれでオッケーです。

ぼーっと適当に勤務して速攻で帰って10時に寝ます。

 

Aさんは夜1時まで起きて朝7時にギリギリに起きて9時出社します。

脳のスペックを会社で使い切ります。

夜8時に帰宅しました。脳は死んでます。くたびれてます。勉強します。まともにできるでしょうか。

 

What is the time when your brain is most active, and is that the time you should study? – Quora

こちらのグラフによると起床直後は寝ぼけ眼でそんなに脳が高機能なわけではないとのこと。

 

ですが、早起きが良い強い理由が他にもあります。

  1. 朝はTLに誰もいないからTwitter見ててもつまらないのでやらなくて済む。
  2. 夜はTLが賑やかで誘惑が多い。

 

  1. 朝はろくなテレビ番組もやっていないので見ずに済む
  2. 夜はドラマやバライティーの誘惑が多い。

 

  1. 朝は誰一人としてVtuberが配信していないのでYotubeを開かずに済む。
  2. 夜は多くのVtuberが配信していて誘惑が多い。

 

人間は誘惑に弱いです。自由ではありません。(カント先生)

4時とまで極端に早起きしなくても良いですが、5時でも6時でも、とりあえず朝は誘惑が少ないので良いのではないでしょうか!

 

 

説得力を増すために、今このブログをタイプしているのはAM3:57です。

 

 

だめな条件

 

多分落ちます。

  • 残業が多すぎて電車で寝るくらい疲れてる。

多分落ちます(2回目)。

睡眠不足なら日中だって大したパフォーマンスを維持できません。帰りましょう。寝ましょう。

勤務中にしれっとノートを眺めつつこっそり勉強するくらいのラクな勤務状態を保てればベストです。こればっかりは職場にもよるか。

 

 

最後に

 

「頑張る必要は全くありません。」

 

「頑張る」なんてクソです。適切な方針立て、戦略を考え、適宜必要なことをするだけです。

 

「頑張って参考書を丸暗記しました!」人は多分落ちます。

私の感覚からすると100%落ちます。

 

IPAに関しては参考書とマッチしない変な問題が割とあるからです。先述の通り参考書の怠慢なのかもしれません。

 

 

「過去問から適切に傾向を探っていく」

で受かります。マジです。

「適切に傾向を探る」って難しそうかと思うかもしれませんが、

何度も過去問をやる事により、脳が勝手にやってくれます。なんかいつの間にか慣れます。

 

 

誰もIPAの資格を好きで取る人は居ないと思います。はっきり言って苦痛です。でもだからと言って短期的な快楽に逃げたところで解決しません。

BBC – Capital – The strategies that get you through tough challenges

「厳しい試練をやってのけるための戦略 -BBC 」によると、

嫌な仕事をする時にうさはらし(distruction)は役に立たないということです。

 

逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。

 

目的に集中しましょう。

 

そうすれば一発で受かり、もう二度とIPAの試験会場に出向く必要はありません。

そして浮いた5800円でバニラエアとかで北海道に行きましょう。

 

 

結論/まとめ

 

結局大学受験の熱血予備校講師みたいに過去問やれ過去問!ってなってしまいました笑。だってそうなんだもん。

1発で受かるためには、勉強時間をケチってはいけません。

 

逆説的ですが、

1発で受かって、再受験、再々受験で日曜日を2度無駄にしないためには、

対策をする時間が大いに必要という事です。

 

前者は無駄な時間です。

後者は無駄な時間を生み出さないために必要な時間なんです。

無駄を消すために必要な時間(後者)と、単純に無駄な時間(前者)は分けて考えるべきです。

 

今までの章をまとめました。

 

基本

  1. 公務員みたいな団体だから過去を踏襲する。→過去問やろう
  2. 参考書の著者に良質な物を作るインセンティブが無い。→買って1週間読むけど、依存はしないで
  3. 基本情報と応用情報は似ている。→基本を受けたら次の応用情報で受けよう

実践

  1. 申込期限前に過去問を一度やってみよう。→無駄を防ぐ。落ちそうなら受けない
  2. 午後:予めどのジャンルを解くか、予備も含めて5~6つ決めておく
  3. 前半25%参考書、残り75%過去問の勉強配分。最低1カ月以上

当日

  1. 当日、問題解く順序は無視
  2. 昼休憩はTwitter見ない。寝ろ。
  3. 午後はコピペだ!

おまけ

  1. 早起きはいいぞ。

 

ぜひ、こんなくだらない試験はとっとと終わらせて、

天下り独立行政法人の退職金(要出典)へ5700円も寄付金を送るのは出来るだけ少なくしましょう!

6000円でガチャ2回まわした方が7兆倍有意義です!

 

怠惰を捨てろ

 

 

 

これも読んでみませんか