タジキスタンにはレンタカーがあるが、ドウシャンベ空港には無い【旅行記2022】

 

普通の観光客のみなさんや線路際で無意味に棒立ちしたい皆さん。

タジキスタンでレンタカーがあるか、最大の懸念事項ですよね!(いかがでしょうか記事)

今回、その調査のためにドウシャンベ空港に赴いたが、ドウシャンベ空港がショボくレンタカー屋がないということが分かった。

メールか電話すればランクルを借りられる所はある

 

レンタカー

2022年現在唯一有望なレンタカー

チェコ人がここで借りたらしい。

Triptopamir

1日100ドルから

チェコ人は3人で借りてたので、やはりそれくらい人数は欲しい所

 

使えなそうなレンタカー

ネットで Dushanbe rent a car や Dushanbe car hire をググっても、めぼしいものは出ない。ロシア語でアリェンダ アヴト などググっても出ない。

まれにヒットするが、サイトに行くと結婚式用のレクサスやメルセデスを借りる会社。これは中央アジアの人々が大好きな超盛大な結婚式のためのもの。

こちらの人々は借金してでも盛大にやる。スタン系男子氏によると、結婚式資金のためにロシアに出稼ぎをする人もいるという。

結婚式用 まさかレクサスを線路際に乗りつけて泥だらけ、ボロボロにするわけにもいかない。

Аренда автомобилей в городе Душанбе

 

以下のワープレは連絡先や事務所の記載がない

Car Rental for Self Drive in Tajikistan

 

超怪しい アレンダ アヴトとかでググると出る個人取引?のレンタカー怪しすぎ。

Перевозки и аренда транспорта Душанбе

 

Harley Tourism, Dushanbe (+992 917 52 0014)

レンタカーでググると出てくるが、単なる旅行会社のようだ。

 

こちらのサイトは,僕が滞在中アクセス出来たが気づいたら消えた

https://pamirjeeprentals.com/self-drive-rentals/

https://pamirjeeprentals.com/

 

ドウシャンベ空港に行ってみた

 

ワンチャン空港にはレンタカー屋があるかもしれないと思い、調査しに行った。

ネットにない情報があるかもしれない!

 

ショボい球体オブジェ

 

まずひときわ目を引くのが「ヌルスルタンにあるボールをドラえもんのスモールライトで小さくしたみたいな物体」である。

あなたが小人なら中に入って展望を楽しめるかもしれないが、現実的にはビルの3階くらいの高さで、どう見ても人間が入れない

 

なおヌルスルタンの本物は BAYTEREK という。昔は200円くらいで入れたらしいが2022年では700円もするので、僕は2022年ヌルスルタン訪問時、このタワーは外から見るだけで無視した。

 

 

2つのターミナル

 

ドウシャンベ空港は簡素とはいえ2つある。向かって左に古いターミナル、右は少しモダンな第1ターミナルだ。

古いターミナルには名前が付いておらず単に DUSHANBE INTERNATIONAL AIRPORT とある。

 

古いターミナル

 

古いターミナルは、ソ連自体からあったのかなと思われる外観。目の前に噴水がある。

 

ソビエトスタイルの宇宙開発を想起する人物と、インドの像の融合したオブジェ。科学と古代世界観が交差している。

気温は訪問日2022.06.18で30度くらいだったが噴水のおかげで涼しげだ。

 

タジキスタンは緯度はトルクメニスタンと同じ。本来は砂漠になっているはずだが、雄大な山々に囲まれそこから流れる水のおかげで水が豊富だ。暑い地域なので、豊富な水を容赦なく使いまくり街には噴水が多い。

これがウズベキスタンまで来ると水が使い果たされてアラル海のように湖が全部消滅したりする。

 

瀕死の地方空港を髣髴とする内装だ。

建物に入るには手荷物検査が必要なはずだが、係員がそこにおらず侵入できた。

ベンチには人はまばらで、沢山並ぶチェックインカウンターには誰もいない。

 

実は左手前(東)に進むと入り口があり、その奥に手荷物検査場がある。その検査場横に1つだけチェックインカウンターが作られていて係員と客がいた。1つのカウンターで全て済んでしまうという事なのか…

無論こんな半分ゴースト化したターミナルにレンタカーがあるはずはない。

こんなざまだが、AVIA KASSA 切符売り場はちゃんと営業している。

 

 

1ターミナル

 

ТЕРМИНАЛ -1とありロシア語あるいはタジク語だ。タジク語はキリル文字を採用している。

このデザインはダサいかと言われたらダサくは無いが、かっこいいというほど際立ったデザインでもなくコメントしづらい外観だ。

 

第一ターミナルはカラフルなガラスのおかげで明るい印象

第一ターミナルの内部は切符売り場(AVIA KASSA)、売店や、飲食店もあり、割と奇麗でベンチにも人が座っている。

両替所、(銀行)のブースもある。

 

ついぞレンタカー屋らしきブースは見当たらなかった

 

 

航空便について

 

国内線はフジャンド行のみで、他は全て国際線。その国際線もほぼロシア行だ。

ロシアと西側は航空が封鎖しているので、ロシアにタジク人労働者に紛れて潜入するのに便利かもしれない。

  • エカテリンブルク
  • クラスノヤルスク
  • イルクーツク
  • カザン
  • サマラ
  • モスクワ
  • サンクトペテルブルク
  • ソチ

 

ロシア以外は

  • ドバイ
  • デリー
  • タシケント
  • イスタンブール

 

 

フジャンドまでの運賃(国内線)

 

フジャンドはタジキスタン北部にある、タジキスタン第二の都市だ。

当日購入で370ソモニ 所要時間は45分

タクシーで5時間の恐ろしい苦行で200ソモニなので、飛行機で移動した方が良いと思う。

 

僕はタクシーで来たことを後悔したが、道中には2600m 2800m級の峠道があり、景色を見れたのは悪くなかったと思う。

 

 

おわりに

 

  1. ドウシャンベ ひいてはタジキスタンに旅行者用のレンタカーは存在しない
  2. ドウシャンベ空港はしょぼい

 

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